アストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルは、ピンクのカラーリングを施したヘルメットで2021年の初走行を行った。昨年までフェラーリF1で6年間ドライバーを務めていたセバスチャン・ベッテルは、2021年のF1世界選手権から新生アストンマーティンF1でキャリアの新たな章をスタートさせる。
アストンマーティンF1は3月4日(水)にシルバーストン・サーキットで2021年F1マシン『AMR21』のシェイクダウンを実施。セバスチャン・ベッテルとチームメイトのランス・ストロールが新車での初走行を行った。注目のひとつはセバスチャン・ベッテルのヘルメット。昨年までホワイトをベースにドイツの国旗カラーの黒・赤・黄のストライプのデザインを使用していたベッテルだが、シェイクダウンではそこが色味の異なるピンクのストライプに変更されていた。これはアストンマーティンF1のスポンサーに就任したオーストリアの水技術企業『BWT』のカラーリングだ。昨年までレーシング・ポイントのタイトルスポンサーを務めていたBWTは、マシンとドライバーのヘルメット、レーシングスーツにピンクのカラーリングを要求していた。今季、アストンマーティンF1はコグニザントがタイトルスポンサーを務め、マシンカラーは伝統のブリティッシュグリーンが採用されているが、BMTもスポンサーを継続し、AMR21にピンクのラインを加えている。レーシングスーツの肩もピンクのカラーリングが入っている。今回のセバスチャン・ベッテルのヘルメットがグランプリ開幕後もそのまま使用されるかはわからないが、BMTのスポンサーシップの大きさが伺えるシェイクダウンとなった。一方、チームメイトのランス・ストロールは、ピンクではなく、チームカラーに合わせたブリティッシュグリーンのヘルメットを着用。サイドには象徴的な“アストンマーティン・ウィングス”が確認できる。関連:【動画】 アストンマーティンF1、AMR21をシェイクダウン
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