セバスチャン・ベッテルは、2021年からアストンマーティンF1のドライバーとしての新しい冒険を楽しみにしており、特にメルセデスのF1エンジンを走らせることに興奮していると語る。過去6年間、フェラーリの赤いレーシングスーツを着てきたセバスチャン・ベッテルだが、2021年からアストンマーティンに移籍。2月に英国ゲイトンになるアストンマーティンの本社で開催される発表会では、伝統のブリティッシュグリーンのカラーリングを纏ったマシンとレーシングスーツを披露すると考えられている。
「新しい挑戦を本当に楽しみにしている。ようやく始まるのが待ち切れない」とセバスチャン・ベッテルは F1-Insider.com に語った。すでにフェラーリでの時代に区切りをつけたセバスチャン・ベッテルは「それらを恋しく思いたくはない。僕は常に先を見据えることを好む男だ」と語った。これまでルノー、フェラーリ、BMWのF1エンジンしか走らせていないセバスチャン・ベッテルは、アストンマーティンのF1マシンが搭載するパワートレインの分野をリードするメルセデスのF1エンジンを試すことに特に興奮していると認める。「もちろん、どのように感じられるかを確認することに本当に興奮している」とセバスチャン・ベッテルは語る。過去数年で結果を残せなかったセバスチャン・ベッテルにとってアストンマーティンF1での挑戦は『Back to Success』プロジェクトとなる。ベッテルはこれまで共に戦ってきたトレーナーのアンティ・コンツァスと広報担当のブリッタ・ロースケを連れていく。また、セバスチャン・ベッテルは、F1マシンに女性の名前をつけるという習慣を続けたいと語る。「そうしようと思っている。すでに考えがある。いずれにせよ、それはアストンマーティンにふさわしい名前でなければならない」とセバスチャン・ベッテルは、語った。2月のプレゼンテーションまでにセバスチャン・ベッテルは、シルバーストンにあるアストンマーティンF1のファクトリーをできるだけ頻繁に訪れたいと考えている。2月末もしくは3月中旬のプレシーズンテストまでにシート合わせ、スタッフとの交流、そして、数多くのシミュレーターでの走行が計画されている。「これまでのところ、もちろん僕にとって新しい顔がたくさんいるけど、うまくいくと楽観視している。常に新しいことにオープンでなければならない。多くの新しい人々、新しい働き方、新しいアプローチに出会うことになるだろう。自分のやり方だけが正しいやり方だと考えるのは賢明ではない」
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