フェラーリF1のセバスチャン・ベッテルは、バーレーン・インターナショナル・サーキットの“アウタートラック”を気に入っておらず、“短すぎる”とぼやいた。バーレーンでの2週目のレースはF1サヒールGPと名付けられ、バーレーン・インターナショナル・サーキットの外周側の短く速い“アウタートラック”レイアウトが初めて使用されている。
しかし、セバスチャン・ベッテルは、単純に“短すぎる”と不満げだ。ジョージ・ラッセルのFP2のトップタイムは54秒713だった。セバスチャン・ベッテルは1.117秒遅れの16番手でセッションを終えている。「とても短い。正直に言えば、短すぎる。ちょっと変だよね」とセバスチャン・ベッテルは Sky F1 に語った。「始めようとしていると終わってしまう。そんな感じだ」「僕たちは複雑なセッションを過ごした。最初のセッションは問題なかった。2回目のセッションは酷かった。マシンでいろいろと試した。とてもアグレッシブだったし、おそらく僕たちが望んでいたものでも必要なものでもなかったと思う」「僕たちはそれに満足したし、うまくいくと思っていた。でも、うまくいかなかったと思う」「でも、明日はすべてを正して、軌道に戻れることを願っている」アウタートラックの挑戦は、一連のスイープベンドを伴うミドルセクターだが、そこはグランプリサーキットと異なる唯一のセクションであるため、セバスチャン・ベッテルはドライバーが学ぶことはあまりないと語る。「かなりトリッキーだ。ターン4は先週とほぼ同じだ。開けているので少し速いけど、ターン7と8のあたりはかなりバンピーだ。縁石は非常に攻撃的だし、その部分をうまく決めるのはとにかく難しい」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「夜は僕たちにとってすべてのコーナーが非常に困難だった。トリッキーなラップだけど、さっきも言ったように、残りの部分は今ではかなりよく知っているので、実際には新しいトラックではなく、ほんの数コーナーが新しいだけだ」最近のほとんどのサーキットでは予選のトラフィックが問題になっている。セバスチャン・ベッテルはF1サヒールGPの予選が大きな問題なく進められることを願っていると語る。「ミドルセクションだけでなく、トラック全体が短いし、同じ数のマシンが存在するため、Q1は非常にタイトになるだろう」とセバスチャン・ベッテルは語る。「他に役に立たないのは、クールラップでタイヤの温度を下げるために本当にゆっくりと走らなければらないことだ。おそらくそれは最悪の要因だ」「1つはトラフィック、もう1つはあのような大きなスピードデルタがあるので混乱するだろう。何も起こらないことを願っている。僕たち全員が通り抜けることはできないけど、邪魔されたり、トラフィック問題が見舞われることなく、すべて通り抜けることができることを願っている」フリー走行2回目ではチームメイトのシャルル・ルクレールのマシンが“故障”し、セバスチャン・ベッテルの1台だけでプログラムをこなさなければならなかった。それによって、フェラーリが実際に序列のなかでどの位置にいるかを判断するのは難しい。「今夜は複雑なセッションだったので言うのは難しいけど、シャルルが走っていなかったので、反対側でも答えが得られなかった」とセバスチャン・ベッテルは語る。「Q1は問題ないはずだし、Q2も通過して、Q3が可能だと思う。先週より少し良いかもしれない。でも、非常に僅差になると思う」「短いラップだ。マシン同士のギャップはない。今年はミッドフィールドがずっとタイトだったけど、さらにタイトになるだろう」
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