元フェラーリF1のチーム代表であり、現FIA会長のジャン・トッドは、セバスチャン・ベッテルがフェラーリF1でミハエル・シューマッハの成功を繰り返すことができなかったのはチームの団結の欠如が一因であり、それが最終的に離脱へとつながったと考えている。フェラーリF1との6年目で最後のシーズンとなる2020年にチャンピオンを獲得できない限り、セバスチャン・ベッテルは幼少期のヒーローであるミハエル・シューマッハの成功に倣うという夢を達成できずにチームを去ることになる。
2015年のフェラーリF1加入以来、4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは14勝を挙げたが、これまで2008年以降となるマラネロにタイトルをもたらすという目標を達成できていない。最も近づいたのはルイス・ハミルトンに次ぐランキング2位で終えた2017年と2018年となる。フェラーリF1のチーム代表としてミハエル・シューマッハの5連覇を手助けしたジャン・トッドは、セバスチャン・ベッテルが同じような成功を収めることができなかったと感じた理由を説明した。「良くも悪くも結果は常にそれを説明する」とジャン・トッドは Sky Sports F1 のインタビューで語った。「ミハエルとともに我々フェラーリはチーム一体となって成功を収めた。我々は非常に団結した強力なチームだった。主に良好な時期よりも困難な時期にお互いを助け合った」「すべてがうまくいっているときに一緒にいるのは簡単だが、荒れた海には良い船乗りが必要だ。我々が荒れた海にいたとき、我々全員が同じボートに乗っていた。それが違いを生んだと思う」2021年以降のセバスチャン・ベッテルの将来は多くの憶測の対象となっているが、ジャン・トッドはどのチームであってもベッテルと契約できるのであれば“幸運”だと語る。「セバスチャンベッテルはモータースポーツの最大の才能の1つだ」とジャン・トッドは説明する。「発表は行われたが、彼は2020年以降は走らないかもしれない。他にも多くの機会がある」「我々にできるのは彼の幸運を祈ることだけであるが、彼を起用できるチームは非常に幸運であると本当に感じている」「彼は適切なクルマに乗っていれば、チャンピオンを獲得できるドライバーのひとりだ。ミハエルが1996年に加入した際、彼は3勝しかできなかった。それは彼にやる気がなかったわけではなく、単純にワールドチャンピオンを獲れるクルマをもっていなかったからだ」「我々はじっくりとクルマを作り、それを可能にするチームを作った。その組み合わせだ。ルイス・ハミルトンを例に挙げよう。もし彼が勝てるクルマを運転しれていなければ、ワールドチャンピオンになることはできなかっただろう」「フェルナンド・アロンソでそれを目にし、ベッテルでそれを目にした。それが論理だ」
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