アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表であるフランツ・トストは、教え子であるセバスチャン・ベッテルは、さらに多くのF1ワールドチャンピオンを獲得できるドライバーであり、それを実現することを望んでいると語った。4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは、2020年シーズン限りでフェラーリF1を離脱することを発表。だが、2021年以降の将来については不透明なままとなっている。
フェラーリにF1タイトルをもたらすことを期待されたセバスチャン・ベッテルだが、2017年に最も近づいたものの、これまでティフォシの期待に応えることができていない。トロロッソ時代の2008年F1イタリアGPでセバスチャン・ベッテルが初勝利をチーム代表として見届けたフランツ・トストは、トップ3チームにいれば、ベッテルは4回のタイトルにさらに追加することができる実力の持ち主だと感じていると語る。「何かの終わりは常に何かの始まりを意味する」とフランツ・トストは Formula1.com に語った。「実際には彼がどのようなシートを手に入れられるかにかかっている。セバスチャン・ベッテルはチャンピオンシップを戦うことができる実力を持ったドライバーだ」「彼は上位3チームでシートを獲得する必要がある。そうすれば、彼にはレースに勝ち、またチャンピオンを獲得するリアルなチャンスがある。私はセバスチャンのことをよく知っているし、それが彼の一番の目標であることは確かだ」「彼はスターティンググリッドに並びたいだけのドライバーではない。レースをするならば勝ちたいと思っている。その目標を達成するためには彼がどれだけ材料を集められるかにかかっている」「財務面では彼はレースを続ける必要はないと思う。チャンピオンシップを獲得したドライバーはそれほどお金のことは考えていない。彼らのモチベーションは、レースに勝ち、成功することだ。それがモチベーションであり、お金ではない」「彼は32歳で、非常に高いスキルを持ったドライバーだ。適切なパッケージを手に入れることができれば、フェラーリ、レッドブル、またはメルセデスに乗ってレースに勝つことができる。私は彼がまたチャンピオンシップを勝ち取ることができると確信している。それは彼がドライブできるチームに依存する」レッドブルはすでにセバスチャン・ベッテルの復帰を除外しているため、上位3チームではメルセデスが最後の選択肢となる。
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