セバスチャン・ベッテルは、フェラーリが一晩かけて‟宿題”をこなすことができれば、土曜日の予選までに‟前進”を果たすことができると考えている。セバスチャン・ベッテルは、F1ブラジルGPのフリー走行2回目にチームメイトのシャルル・ルクレールを0.021秒という僅差で上回ってトップタイムを記録した。だが、セバスチャン・ベッテルはフェラーリにはもっと多くのポテンシャルがあると自信を持っている。
「今日のクルマはまずまずだったけど、僕たちは改善できると思う。前進できると自信を持っている」とセバスチャン・ベッテルはセッション後にコメント。「レースでは他の人たちが僕たちよりもかなり速いので難しいかもしれないけど、それは過去数戦で僕たちが目にしたものとほぼ一致していることなので驚きではない」「僕たちが自分自身のことに取り組めば、明日はもっと良い状態でいられると思う。これから宿題をこなして、どこまで仕上げられるか見てみよう」F1アメリカGP後にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンなどから不正行為疑惑の目が向けられたフェラーリだが、現時点ではライバルよりもはるかに早いように見える。「ちょっと悲しいことだ。最近は一般的に1時間半くらいで時間がかかららずに意見が素早く揺れ動いて、すべてが完全に違ったものになる。それを補うために1レースしかない」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「僕たちにとって最も重要なことは自分自身に集中し、コース上で正しい答えを出すことだと思う」