セバスチャン・ベッテルは、今週末のF1メキシコGPでフェラーリは昨年までと比較してレッドブルに対抗できると考えている。F1メキシコGPが開催されるアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスは、標高2300メートルを超える高地に位置しており、近年、ライバルよりもダウンフォースレベルを最大限に発揮してきたレッドブルが強さを見せてきた。過去2年はマックス・フェルスタッペンが優勝しており、昨年ではレッドブルがフロントローを独占している。
2017年にポールポジションを獲得して、マックス・フェルスタッペンに次ぐ2位でレースを終えたセバスチャン・ベッテルは、今年のフェラーリは勝利に挑戦できる良い位置にいると考えている。「もちろん、高地でのレースはマシンのフィーリングに影響を与える」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「僕たちはマシンのセットアップに関して最大限のダウンフォースレベルでレースをする。でも、標高が非常に高いため、空気が非常に薄く、実際にはマシンはほとんどダウンフォースを発生させない」「ロングストレートでは、シーズンで最速のトップスピードを目にすると思う。物理的にマシンのダウンフォースはほとんどないだめ、それによってコーナーの管理が難しくなる」「マシンは頻繁に動き回るし、タイヤを機能させるのも難しい。実際、マシン全体を機能させて、正しいフィーリングを得るのは難しい。比較的短いラップだけど、簡単ではない」「レッドブルは倒さなければならないチームだけど、過去数年にわたって僕たちはメキシコで上昇傾向にある。でも、僕たちの間のギャップは小さくなっていると思うし、今年どうなるか見てみよう」関連:2019年 F1メキシコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール