フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、まだ自力で2018年のF1ワールドチャンピオンを獲得する可能性はあり、まったく諦めてはないと語る。先週末のF1シンガポールGPで、ルイス・ハミルトンが優勝、セバスチャン・ベッテルが3位で終えたことで、二人のポイント差は40ポイントまで広がった。しかし、フェラーリのF1チーム代表マウリツィオ・アリバベーネは、まだ残りは6レースあり、フェラーリがタイトル獲得を諦めることはないと語る。
「何も失われてはいない」とマウリツィオ・アリバベーネはコメント。「我々は、最終戦まで落ち着いいるし、決意を持っていく。最後まで戦っていく」セバスチャン・ベッテルの元ボスであるクリスチャン・ホーナーもセバスチャン・ベッテルの戦闘能力についてマウリツィオ・アリバベーネの意見に同意する。「2012年に彼は40ポイント差をつけられていたと思う」とクリスチャン・ホーナーは Globo にコメント。「フェラーリは非常に早いクルマを持っており、獲得できるポイントは150ポイントある。もちろん、ルイスに分があるように見えるが、セブはプレッシャーにとてもうまく対処できるし、決して諦めないだろう」セバスチャン・ベッテル自身も、自分に過去にどのように4度のF1ワールドチャンピオンを獲得したかを忘れてはいないと語る。2018年に再びタイトルを獲得することができるかと質問されたセバスチャン・ベッテルは「まず第一に僕にはそうすることができる。僕はそれを4回証明してきた」と Sport Bild にコメント。「2つ目に僕たちにはメルセデスと同等のクルマがある」「シンガポールは助けにはならなかった。レースに勝つことができるのに、それができないのは残念だった。でも、まだ自分たちを倒せるのは僕たちしかいないと思っている」「僕はまだ自力でワールドチャンピオンになれるし、戦い続けていく」セバスチャン・ベッテルがワールドチャンピオン争いのなかで冷静さを失ったり、アグレッシブすぎると考えている人もいるが、ベッテル自身はそうではないと否定する。「僕のドライビングスタイルは4回のワールドタイトルと52勝を与えてくれた」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「誰もが失敗を恐れる。それに僕もみんなと同じように、リスクを冒してうまくいかないときがあることを認識している。でも、それが麻痺するようなことはない」「アイルトン・セナは、ギャップを突くことができないのであれば、もうレーシングドライバーではないと言っていた。僕もそれに同意する。それは僕たちがシンガポールでとったリスキーな戦略にも当てはまる。僕はこれからもチームを擁護していく」「今後すべてのレースで勝てば大丈夫だ。これからはそれを目標にしていかなければならない」
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