セバスチャン・ベッテルは、キミ・ライコネンは“最高のチームメイト”であり、彼がフェラーリのF1シートを失うのは“悲しい”ことだと語った。フェラーリは、2019年のドライバーとしてキミ・ライコネンに代えてシャルル・ルクレールの起用を決定。キミ・ライコネンはザウバーでF1キャリアを続行することが決まっている。
2015年にフェラーリに加入してからキミ・ライコネンとチームメイトだったセバスチャン・ベッテルは、ライコネンはこれまでで最高のチームメイトかという質問に“全くその通りだ”とコメント。「数字や結果などで表現できることはあるけど、僕はそれが最も重要なことだとは思わない。一番重要なのは、お互いにリスペクトしているチームメイトがいるかどうかだ」「お互いにどうでもいいことはあるかもしれない。でも、キミとはスタートからそのようなものはゼロだったし、最後までそれが変わることはないと思う」「もちろん、シャルルにとっては素晴らしいチャンスだけど、キミがもうそこにいないと知るのは悲しい。僕たちは性格は違うけど、とてもうまくやっていると思うし、お互いにリスペクトしている」とは言え、セバスチャン・ベッテルは、フェラーリ・ドライバー・アカデミーからシャルル・ルクレールが昇格するのを見るのは喜ばしいことだと語る。「彼は長い間チームのジュニアプログラムにいたし、進歩を見ることができるのは良いことだ」セバスチャン・ベッテルは、フェラーリ移籍が決まって以降、シャルル・ルクレールと話しはしていないと語る。「彼の電話番号を知らないんだ。いずれにしろ、最近の彼はとても忙しいと思うけどね」「彼に会ったら、適切な言葉をかけてあげられると思う。直接本人には言っていないけど、今後、電話番号を交換する時間は十分にあると思っている」