FIAは、F1アゼルバイジャンGP決勝でのセバスチャン・ベッテルの行為を再調査することを発表した。FIAは27日(水)に声明を発表し、F1アゼルバイジャンGPの2回目のリスタート直前のセバスチャン・ベッテルとルイス・ハミルトンの事件の証拠について調査を行うことを決定。
その後、FIAはセバスチャン・ベッテルの行為がさらなる制裁に値するかどうかを決定し、来週のF1オーストリアGPの前に発表するとしている。「アゼルバイジャンGPでのカーナンバー5(セバスチャン・ベッテル)が関与したカーナンバー44(ルイス・ハミルトン)との衝突という最近の事故を受け、7月3日(月)にFIAはさらなるアクションが必要かどうかを評価するために事故の原因をさらに調査する」「このプロセスの結果に関する声明は次戦オーストリアGP前に公表される」ちなみに7月3日(月)はセバスチャン・ベッテルの30歳の誕生日となる。セバスチャン・ベッテルは、2016年のF1メキシコGPでコースオフしたにも関わらず順位を譲らなかったマックス・フェルスタッペンに激怒し、ペナルティを検討していたチャーリー・ホワイティングに対して無線で放送禁止用語で2度「うせろ!」と暴言を吐いている。当時FIAは「FIAは常にモータースポーツにおいて、特にオフィシャルおよび/同じ参加者らに対しての暴言の使用をとがめる意向であり、チャンピオンシップに参加するすべての者に対して敬意を持ち、彼らが公衆、特に若い世代の模範となることに心を配るよう求めている。FIAは、この機会にメキシコで起こったものと同様のインシデントが将来的に発生した場合、FIA国際裁判所に持ち出してその判断を仰ぐことにり、懲戒的な措置が取ることを勧告する」と述べていた。関連:【動画】 セバスチャン・ベッテルとルイス・ハミルトンの接触