セバスチャン・ベッテルは、ピレリのウェットタイヤでは、F1ハンガリーの予選スタート時のような極端なコンディションに対応できないと考えている。 予選前にサーキットに豪雨が襲ったことで、セッション開始時間は延期され、Q1ではクラッシュ多発で4回の赤旗が出たことで、終了までに2時間近い時間がかかった。
オープニングセッションで、何度かコース上で滑ったセバスチャン・ベッテルは、青いラインのウェットタイヤへの不満を無線でこぼしている。 過去のものと比較して、現在のウェットタイヤはどうかと質問されたセバスチャン・ベッテル、レッドブルでの初勝利を振り返って次のように述べた。「僕の記憶に鮮明に残っているのは2009年の中国だ。いいレースだった。とんでもない雨が降っていたけど、何も問題はなかった」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「あれだけの雨でも今のような問題に直面することは一切なかった。今のエキストリームウェットは良くない。それは過去にも批判されてきたはずだ。公平に見て変わっていないし、批判も変わっていない」フェラーリはハンガリーでも苦しい1日を過ごしており、セバスチャン・ベッテルは5番グリッド、キミ・ライコネンは14番手に沈んでいる。セバスチャン・ベッテルは、ライバル数名のドライビングにも問題があったことを示唆した。「クルマがようやく生き生きし出したと思ったら、きちんとラップを走れなかった。ミドルセクターでイエローフラッグが出て、その後トラフィックに遭遇してしまった。僕の前にいた2台はもう少しうまくよけられたはずだ。最終セクターに差し掛かった頃にはあまりにもタイムを失いすぎていたので、もうフルスピードで最終コーナーを走っても何の意味もなかった」
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