フェラーリは、F1バーレーンGPでエンジンが故障したセバスチャン・ベッテルに2基目のパワーユニットを導入する。セバスチャン・ベッテルは、F1バーレーンGPのフォーメーションラップでマシンのリアから白煙があがり、スタートすることなくレースから姿を消した。フェラーリは、調査の結果、低回転でソフトウェアが故障したと断定。「非常に思いもよらない状況の組み合わせ」だったとしている。
その結果、フェラーリは、第3戦F1中国GPでセバスチャン・ベッテルのエンジンを交換。年間5基の配分のうちの2基目を投入することになった。これは低回転で動作した際に問題が再び起こらないことを確実にするための処置となるという。フェラーリは部品の故障による電気系のトラブルだったとし、新しいエンジンに設計上の結果がないことを期待している。関連:2016 F1中国GP テレビ放送時間&タイムスケジュール