FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、F1ドイツGP決勝レースでセバスチャン・ベッテルに科されたペナルティは厳しいと感じていると述べた。スチュワードはレース後、セバスチャン・ベッテルが、コース外からジェンソン・バトンを追い抜いた際に不正にアドバンテージを得たと判断し、ドライブスルーペナルティを科した。
レース後の裁定だったため、20秒加算ペナルティとして適用され、セバスチャン・ベッテルは2位から5位に降格した。デビッド・クルサードは、あのような動きはDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)ではよくあることだとし、「違反行為とのバランスが取れていない」と Auto Motor und Sport に述べた。チャーリー・ホワイティングもその意見を否定はしてしない。「処罰は非常に厳しいものだ。だが、残念ながら、今のところ他の道はない」同誌によると、FIAは、5秒加算ペナルティなどを含めた新たなペナルティ制度の導入を検討していると報じた。関連:セバスチャン・ベッテル、20秒加算ペナルティで5位に降格
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