セバスチャン・ベッテルは、2012年シーズンを戦うRB8に「アビー(Abbey)」という名前をつけた。セバスチャン・ベッテルは今年、ファン・マヌエル・ファンジオとミハエル・シューマッハ以来、史上3人目となるドライバー選手権3連覇を目指している。セバスチャン・ベッテルは、マシンに女性的な名前をつけたり、ブーツの紐にラッキーコインを挟むなど、舷担ぎをすることで有名。
2010年マシン RB8の2台のシャシーには“官能的なリズ”“淫らなマンディ”、2011年マシン RB7には“変態カイリー”と名づけていた。そんな迷信深いセバスチャン・ベッテルは、2011年と同様に開幕戦オースラリアGP前の水曜日にRB8の名前を決定。アビー(Abbey)という名前をつけた。ドイツの Blild は、アブーという名前は、セバスチャン・ベッテルがお気に入りのビートルズのアルバム「アビーロード」、もしくはシルバーストンのコーナー名から取ったのかもしれないと考えた。「どちらも真実ではないね」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「クールな名前をつけただけだよ」