マックス・フェルスタッペンは、2026年F1第11戦ハンガリーGP予選でマシンの空力パフォーマンスが周回ごとに悪化する異常な症状に見舞われ、「タイヤではなくマシンが劣化していた」と不満をあらわにした。Q3終盤には最終コーナーでスピンを喫し、6番手に終わっている。フェルスタッペンはQ3最後のアタック中、最終コーナーでスピン。その時点ですでにタイム更新は厳しい状況だったが、無線ではエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼに対し、マシンの状態を激しく非難した。
「相棒、マシンの空力は完全に壊れている。どんどん悪くなっている。本当に冗談みたいだ。なんてひどい週末なんだ」さらにクールダウンラップでも、「予選中にマシンが大きく劣化してしまい、まったく運転できない状態だった」と苛立ちを口にした。「タイヤではなくマシンが劣化していた」予選後、フェルスタッペンは週末を通して苦戦していたことを認めつつ、通常では考えられない現象が起きていたと説明した。「週末全体を通して難しかった。でも、タイヤではなくマシンのほうが劣化してしまうなら、それは大きな問題だ。まさにそれが起きていた」「マシンはラップを重ねるごとにどんどん悪くなっていった。走れば走るほど、1周をまとめるのが難しくなっていった。明日に向けても修正しなければならない。このままではとても運転できない」「最終コーナーを見ても分かるように、ターンインした瞬間にはリアがまったく存在しないような状態だった。本当に信じられないよ」「空力パフォーマンスが失われていた」フェルスタッペンによれば、似たような現象は今季にも経験しているものの、毎回原因が異なるため対策が難しいという。「これまでにも何度かあった。でも、いつも違う問題のように感じる。だからコントロールするのが難しいんだ」「まずは自分でもデータを確認する必要がある。空力パフォーマンスが失われていることは確認できているし、それがどんどん悪化していった。それは良いことではない」また、本来なら路面にラバーが乗ることでグリップは向上するはずだが、自身のRB22は逆の挙動を示していたと語った。「普通ならマシンはどんどん良くなる。でも僕のマシンはオーバーステアがどんどん強くなっていった。僕は何か問題がある時や、何かがおかしいと感じる時は分かるほうだと思っている」「いくつかのコーナーでは進入時に完全にコントロールを失っていた。マシンがもう路面に食いついていないような感覚だった。以前にも経験したことはあるけれど、今回もまた同じような症状が出てしまった。本当に良くない状況だ」なお、チームメイトのアイザック・ハジャーもQ2でスピンを喫したが、フェルスタッペンのようにマシン自体のパフォーマンス低下については言及せず、「今週末はまったく進歩できなかった。非常に失望している」と振り返るにとどまった。
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