マックス・フェルスタッペンは、レッドブルのホームレースとなるF1第8戦オーストリアGPで投入される新アップグレードパッケージに大きな期待を寄せている。前戦スペインGPではマシンバランスに苦しみ優勝争いに加われなかったが、RB22に施される最新仕様がパフォーマンス改善の鍵になると見ている。
ホームレースで新パッケージを初投入レッドブル・リンクはフェルスタッペンにとって数々の勝利を挙げてきた得意なサーキットであり、オレンジ色に染まるスタンドの熱狂的な応援でも知られている。チームのホームレースでもある今週末を前に、フェルスタッペンは特別な思いを語った。「オーストリアはもちろんチームにとってのホームグランプリだ。このコースではこれまで素晴らしい結果を残してきたし、本当にいい思い出がたくさんある」一方で、結果を残すにはRB22を最適な状態に仕上げることが不可欠だと強調する。「とても興味深いサーキットで、それぞれのコーナーの性格が大きく異なる。だからマシンのバランスをうまく合わせることが非常に重要だ」「高速コーナーと低速コーナーの両方で性能が必要になるし、優れたトラクションも欠かせない。さらに最近はエネルギーマネジメントの影響を受けやすいサーキットもあるので、その点もしっかり最適化する必要がある」スペインGPではバランス不足に苦しみ、本来の速さを発揮できなかったが、今回投入されるアップグレードには大きな期待を寄せている。「オーストリアには新しいパッケージを持ち込む。これによってどれだけラップタイムを改善できるのかを見るのが楽しみだ。レッドブル・リンクでどんな走りができるか期待している」ハジャーもアップグレードに期待チームメイトのアイザック・ハジャーも、レッドブルのホームレースを心待ちにしている。「オーストリアは以前から楽しみにしていたレースだ。チームのホームレースだし、このチームのドライバーとして初めてこの雰囲気を味わえるので本当に楽しみだ」前戦スペインGPではスタート直後の後退から見事に挽回し、6位でフィニッシュ。その内容にも手応えを感じているという。「バルセロナは僕たちの進歩を示す良いレースだった。スタートでは後退してしまったけれど、その後はマシンのペースをしっかり引き出し、力強いリカバリーができた」ハジャーも今週末の焦点は新パッケージの理解にあると話す。「オーストリアには新しいパッケージを投入する。アップグレードではいつもそうだけど、最も重要なのはその特性を理解し、週末を通して最大限に性能を引き出すことだ」「それによって僕たちが目指す位置へ近づき、ホームのファンの前で良いレースができることを願っている」レッドブル復調への試金石オーストリアGPは、レッドブルにとって2026年シーズンの重要な分岐点となる可能性がある。ここまでRB22は速さを見せる場面がありながらも、その性能を安定して引き出せていない。今回投入される新パッケージが弱点の改善につながるかどうかは、今後の戦いを占う重要な指標となりそうだ。フェルスタッペンはホームレースで新仕様を素早く理解し、その性能を最大限に引き出すことを目指している。レッドブル・リンクに集う大観衆の後押しを受けながら、巻き返しへの第一歩を踏み出せるか注目される。【関連】・F1オーストリアGP テレビ放送時間・配信日程(フジテレビNEXT・FOD)