マックス・フェルスタッペンの将来を巡る憶測が再び加熱している。元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、メルセデスがフェルスタッペン獲得に向けてオファーを提示したものの、「金銭面で条件が悪すぎて選択肢にならなかった」と主張した。しかし、この発言に対して父ヨス・フェルスタッペンが即座に反応。SNS上で「ラルフ、また間違った情報を持ち出している」とコメントし、シューマッハの主張を真っ向から否定した。フェルスタッペンの去就を巡る憶測が続くなか、新たな論争が注目を集めている。
ラルフ・シューマッハがメルセデスのオファー説を主張元F1ドライバーで現在は解説者として活動するラルフ・シューマッハは、ポッドキャスト『Backstage Boxengasse』でフェルスタッペンの将来について言及した。シューマッハによると、フェラーリには現時点で空席がない一方で、メルセデス代表トト・ヴォルフが非公式にフェルスタッペンへ接触したという。「フェラーリには今のところ空きがない。そしてメルセデスでは、ヴォルフが裏で彼にオファーを出したと聞いている」さらにシューマッハは、その提案内容について次のように語った。「だが、そのオファーは金銭面であまりにも条件が悪く、選択肢にならなかったようだ。それが今、舞台裏で起きていることだと聞いている」この発言は各国メディアで報じられ、フェルスタッペンとメルセデスを結び付ける新たな移籍説として話題となった。ヨス・フェルスタッペンがSNSで即座に否定しかし、この情報について父ヨス・フェルスタッペンは事実ではないとの認識を示した。シューマッハの発言を紹介したInstagram投稿に対し、ヨスはコメント欄で次のように反論した。「ラルフ、また間違った情報を持ち出している」ヨスは詳細な説明こそ行わなかったものの、シューマッハが伝えた内容そのものを否定した形だ。カナダGPではヨスとトト・ヴォルフがパドック内で会話する様子が目撃されていたが、それが契約交渉だったことを示す証拠は確認されていない。依然として注目されるフェルスタッペンの将来フェルスタッペンの将来は依然としてF1パドック最大の関心事のひとつとなっている。2026年シーズンのレッドブル・レーシングは苦戦が続いており、フェルスタッペンはランキング7位。ランキング首位のアンドレア・キミ・アントネッリとは100ポイント以上の差をつけられている。フェルスタッペンは2028年末までレッドブル・レーシングとの契約を結んでいるとされるが、契約には成績条項が含まれていると広く報じられている。オランダメディアでは、夏休み前の時点でランキング2位以内に入っていなければ離脱が可能になるとの報道も出ている。また、フェルスタッペンは2026年型パワーユニット規則への不満から引退の可能性に言及したこともあったが、2027年および2028年に向けたレギュレーション調整が進んだことで、その姿勢は以前より軟化したとみられている。移籍市場の中心であり続ける存在メルセデスは長年にわたりフェルスタッペン獲得に関心を示してきた。ルイス・ハミルトンのフェラーリ移籍が決定した際には、トト・ヴォルフが公の場でもフェルスタッペンへの関心を隠さなかった。しかし最終的にメルセデスはアントネッリを昇格させ、ジョージ・ラッセルとの体制を選択している。それでもフェルスタッペンを巡る噂は絶えない。バルセロナ・カタルーニャGPの週末には、フェルスタッペンがレッドブル首脳陣との会議に出席したことも報じられた。しかし本人はその内容について問われると、「何か新しいことがあれば自分から伝える」と語るにとどめている。ヨス・フェルスタッペンの否定によって、今回の「条件の悪いメルセデスのオファー」説の信憑性は大きく揺らいだ。ただしフェルスタッペンの将来そのものについては依然として不透明であり、今後もF1移籍市場の中心的な話題であり続けることは間違いなさそうだ。
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