マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、今週末のF1モナコGPを前に、レッドブルが改善すべき領域を挙げ、初日の走行を前に「マシンがどう感じられるか分からない」と慎重な見方を示した。前戦カナダGPでは今季初表彰台となる3位を獲得し、キミ・アントネッリ、ルイス・ハミルトンに続いてフィニッシュした。マクラーレンとメルセデスのライバル勢に問題が出たことも追い風となったが、フェルスタッペンはレッドブルが先頭集団にこれまで以上に近づいたと感じている一方、RB22にはバウンシングやドライバビリティの課...
モナコ特有の路面がRB22の弱点を試すモナコGPで過去のような表彰台争いを再現できる可能性について問われると、フェルスタッペンは不確定要素の多さを強調した。「いろいろなことに左右される。でも、明日マシンがどう感じられるかは分からない」とフェルスタッペンは語った。「モナコはいつもサプライズが起こり得る。でも現実的に言えば、僕たちは低速では悪くなかった。ただ同時に、ここではバンプや縁石で良くなければならない。そこは僕たちがあまり得意ではないところだ。週末を通してどう進化していくか見ていく必要がある」モナコ市街地コースは道幅が狭く、わずかなミスでも大きな代償を払う。予選で限界まで攻めるためには、フリー走行でマシンへの信頼を築くことが重要になる。直線とバンプで残る課題フェルスタッペンは、レッドブルが改善したい領域は特定の一点ではなく、マシン全体に及ぶと説明した。「すべての領域で改善したい。もっとグリップが欲しいし、もっとパワーも欲しい。ブレーキング効率も良くしたいし、タイヤをもっと良い作動領域に入れたい。そういう意味では、あらゆるところで良くなりたい」「モントリオールを見ると、僕たちは明らかに直線で足りていなかったし、コーナーでも足りていなかったと思う。乗り心地、あるいは全般的にバンプ上での挙動はベストではなかった。そしてもちろん、他の場所では高速コーナーもある。ここには高速コーナーはないけど、通常そこはまだ僕たちの最大の強みではない」モナコでは高速コーナーの不足がレッドブルの弱点を一部隠す可能性はある。しかし、縁石や路面のうねりへの対応力は不可欠であり、RB22にとっては別の形で課題が浮き彫りになる週末となる。チーム内の方向性には手応え昨季から続く内部体制の変更についてもフェルスタッペンは問われた。夏にローラン・メキースがチーム代表に就任するなど、レッドブルでは組織面の再編が行われてきた。「チーム内の感触はいい」とフェルスタッペンはまとめた。「全員がうまく一緒に働いているし、僕たちは全員が同じ方向に向かっている。だから全員が自分のやるべきこと、そして何を達成したいのかを理解している」カナダで今季初の表彰台を手にしたレッドブルだが、モナコではその勢いがそのまま通用するとは限らない。低速性能が生きる一方で、バンプと縁石への対応力が問われる週末となり、フェルスタッペンにとって初日の走り出しが重要な判断材料になる。