マックス・フェルスタッペンが、2027年のデイトナ24時間レース参戦を視野に入れていることを明かした。すでにニュルブルクリンク24時間レースへの強い関心を示しているフェルスタッペンだが、次なる挑戦としてアメリカの伝統的耐久レースにも興味を抱いている。2026年のニュルブルクリンク24時間レースではメルセデスAMG GT3をドライブし、優勝争いを展開。
しかし終盤のメカニカルトラブルによって勝利の可能性を失い、最終的には38位でレースを終えた。それでもフェルスタッペンは24時間レースそのものを大いに楽しんだようだ。デイトナ24時間が次なるターゲットにフェルスタッペンはオランダ紙『デ・テレグラーフ』の取材で、今年中にニュルブルクリンク以外のGTレースへ参戦する予定はないと説明した。しかし、1月開催のデイトナ24時間レースについては別の考えを持っている。F1シーズン開幕前に行われるデイトナ24時間は、通常であればF1との日程衝突がなく、現役F1ドライバーでも参戦しやすいイベントとして知られている。フェルスタッペンは参戦の可能性について次のように語った。「もし出場するなら、シーズンに向けたトレーニングプログラム全体を調整しなければならない」「普段は1月から新シーズンに向けた準備を始める。その計画を変える必要があるし、家族とも相談しなければならない」現時点ではまだ具体的な計画ではないものの、関心は非常に高い。「今のところはアイデアの段階で、まだ具体的ではない。考える時間は十分にある」「でも、ぜひやってみたいと思っている」GT3クラスでの挑戦を希望興味深いのは、フェルスタッペンが最高峰のGTPクラスではなくGT3マシンでの参戦を望んでいる点だ。「もし出るなら、再びGT3カーで走りたいと思う。最速クラスのGTPではなくね」現在フェルスタッペンは自身のシミュレータープロジェクトやGT3活動にも力を入れており、F1以外のモータースポーツへの情熱を隠していない。ニュルブルクリンク24時間レースで見せた速さは、F1ドライバーとしてだけでなく耐久レースドライバーとしても高いポテンシャルを持つことを証明した。ニュルブルクリンク再挑戦も計画フェルスタッペンの関心はデイトナだけではない。初挑戦で勝利を逃したニュルブルクリンク24時間レースへの再挑戦もすでに視野に入っている。「来年のニュルブルクリンク24時間レースが再びF1のない週末に開催されるなら、また走りたいと思う」耐久レースへの意欲を隠さないフェルスタッペンにとって、2027年はF1王者とGTレーサーという二つの顔をさらに本格化させるシーズンになるかもしれない。F1での将来についてはたびたび憶測が飛び交う一方で、今回の発言はフェルスタッペンが現役F1ドライバーとして活動を続けながら、耐久レースでのキャリア拡大も真剣に考えていることを示している。デイトナ24時間とニュルブルクリンク24時間の両方に挑戦する姿が実現すれば、モータースポーツ界にとって大きな話題となりそうだ。