マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が2026年F1日本GPを経て示した“引退示唆”に対し、チーム代表のローラン・メキースが公式見解を示した。鈴鹿では予選11番手、決勝でもピエール・ガスリーの後方にとどまり8位に終わるなど苦戦が続く中、フェルスタッペンは「人生はF1だけではない」と発言。2026年レギュレーションへの不満も背景に、将来について言及したことで波紋が広がっている。
こうした状況を受け、レッドブルはあくまでパフォーマンス改善に集中する姿勢を強調した。メキース「速いマシンを与えれば状況は変わる」ローラン・メキース(レッドブル・レーシング)は次のように語った。「我々は競争力の部分に完全に集中している。それが我々の仕事だ」「それ以外の側面についてはまったく議論していない。やるべきことは多い」「マックスにより速いマシンを与えれば、彼はもっと満足するだろうし、マシンをプッシュして違いを生み出せるようになれば、さらに満足するはずだ」「正直に言って、現時点での議論は100%そこに集中している」2026年レギュレーションへの評価と課題メキースはまた、フェルスタッペンが不満を示している2026年レギュレーションについても言及した。「新しいレギュレーションには良い面もあれば、難しい面もある」「スポーツ全体として、他チームとともにブレイク期間中に集まり、どう改善できるかを検討することになるだろう」フェルスタッペンの発言は、単なるフラストレーションの表れにとどまらず、現在のF1が抱える構造的な課題を浮き彫りにしている。とりわけエネルギー運用とパフォーマンス差がレース内容に大きく影響する2026年仕様に対しては、すでに複数のドライバーから懸念の声が上がっている。その中でレッドブルは、まず自らの競争力を取り戻すことを最優先に据える。フェルスタッペンの去就を左右するのも、結局は「戦えるマシン」が用意できるかどうかにかかっている。