マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は2026年F1日本GP予選でQ2敗退を喫した後、F1での将来について再考していることを明かした。新レギュレーションへの不満が続く中での発言であり、2026年型マシンや競技スタイルへの強い違和感が、その背景にあるとみられている。
フェルスタッペンは、2026年のF1について率直な不満を口にしている。特にエネルギーマネジメントの影響により、予選で高速コーナー中にエネルギー回収を行う必要がある点を問題視している。また、レースがより多くのオーバーテイクを生む可能性がある一方で、そのスタイルを「マリオカートのようだ」と表現し、純粋なドライビングの楽しさが損なわれていると感じている。こうした状況の中で、鈴鹿で「個人的に解決すべきことがある」と語ったフェルスタッペンに対し、その真意が問われた。「人生についてだ」とマックス・フェルスタッペンは語った。「ここでの人生についてだ」「今のF1のレギュレーションに関係している」この発言は多くを語ってはいないが、現在のF1に対するスタンスと将来への考えを強く示唆するものとなっている。実際、フェルスタッペンはF1以外の活動にも活路を見出している。2025年からはニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)でGT3マシンをドライブしており、5月にはニュルブルクリンク24時間レースへの参戦も予定している。「それは間違いなく、僕の顔に大きな笑顔をもたらしてくれる」とフェルスタッペンは語った。一方で、父ヨス・フェルスタッペンが懸念するモチベーション低下について問われると、次のように答えた。「マシンに乗っているときは、いつだって全力を尽くしている」「でも、今の状況――マシンだけじゃなくて、これまで僕が言ってきたF1全体についても含めて――正直言って楽しくない」「そして、それは僕だけじゃなくて、他の人にとっても楽しくないはずだ」「年間22戦もあって、ずっと家を離れていると、人生で楽しめる何かが必要になる」「最高のパフォーマンスを引き出すには、まず楽しむことが重要だ。楽しめていなければ、最大限の力は出せない」「だから他のことで楽しさを保とうとしている。でも、それもいずれ限界が来る」さらにフェルスタッペンは、今後のF1の方向性が自身の去就を左右する可能性にも言及した。「来年に向けて何が決まるか次第だと思う」「今年については、みんなが最善を尽くしているのは分かっている。でも、これは政治的な問題でもある」「他のメーカーの立場も理解しているし、それは正当なものだと思う」「別に僕は不満を抱いているわけじゃない。順位の問題でもない」「ただ、もう少し運転していて楽しいものになってほしいだけだ」「今年は大きな変更はないだろうけど、来年は十分に大きな変化があることを期待している」2026年のF1がこのままの方向性を維持した場合、フェルスタッペンが30歳前後でF1を去る可能性も否定できない状況となっている。
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