マックス・フェルスタッペンは、2024年F1第4戦日本GPの予選でポールポジションを獲得したが、レッドブル・レーシングのチームメイトであるセルジオ・ペレスをわずかに上回っただけであり、完璧なラップではなかったと認めた。フェルスタッペンは鈴鹿サーキットでペレスに0.066秒の差でポールを獲得。これは今季これまでで最も僅差だった。
ポールラップを終えたフェルスタッペンは、レースエンジニアのジャンピエロ・ランビアゼに、最終コーナーに差し掛かった時点でフロントタイヤがフェードアウトしていたため、「最後のほうで少し失速してしまった」と認めた。完璧なラップではなかったものの、フェルスタッペンは今季4戦連続のポールポジションを獲得した。「最後はかなり僅差だった」とフェルスタッペンは語った。「全体的に、このトラックはタイヤにとても敏感で、ターマックはとてもアグレッシブだと思う。本当に限界まで攻めようとすると、いつもうまくいくとは限らない」「それでも重要なのはポールポジションに立つことだと思う。もちろん、すべてのラップが完璧であってほしいけれど、このようなトラックでは必ずしもそうとは限らない。でも全体的にはとてもいい1日だったし、明日に向けていいスタートポジションを取れた。もちろん、重要なのは明日だ」ポールポジションをあと一歩で逃したペレスは、フルラップでタイヤを生かすことの難しさについてチームメイトの意見に同意した。「今日は接戦だった。マックスとは本当に近かった」とペレスは語った。「良いラップだったように感じた。実際、かなりトリッキーだった。ラップを終盤は特にね。最終セクションのシケインでコンマ数秒を失うことは非常に簡単でした。だから全体的にフックアップしたんだけど、残念ながら十分ではなかったんだ」レッドブル・レーシングはフロントローを独占したが、ペレスは多くの人が期待するほどチームがレースで優位に立つことができないかもしれないと感じていることを認めた。「明日はかなりいいポジションにいると思う」とペレスは語った。「今朝のロングランのペースはそれほど強くなかったと思うけど、かなり楽観的だ。だから明日は強い走りができることを願っている」