マックス・フェルスタッペンは、2024年F1第4戦日本GP週末のスタートに満足している一方、レッドブル・レーシングは最近の鈴鹿での圧倒的な強さに比べれば、今大会はより厳しい戦いになると考えているようだ。フェルスタッペンは過去2回、高速で流れるような鈴鹿サーキットでポールポジションと優勝を獲得しており、特に2023年は予選でトップタイムを記録し、決勝でも20秒近い差をつてフィニッシュした。
オーストラリアGPで痛恨のリタイアを喫したばかりのフェルスタッペンは、ドライコンディションながら気温の低いFP1でチームメイトのセルジオ・ペレスとフェラーリのカルロス・サインツにコンマ数秒差をつけてトップタイムをマークした。「僕らにとってはいいスタートだったと思う」とフェルスタッペンはマシンを降りた後に語った。「バランスはそれほど崩れていなかったし、それは常にいいスタートだと思う。でも、去年と比べれば、みんなが少し近づいたように見える」「もちろん、FP2では何もできなかった。まだ検討すべきことや試すべきことはいくつかあるけど、全体的にはFP1に非常に満足している」比較的小さなギャップに驚いているかと尋ねられたフェルスタッペンは「まあ、一般的には、すでに1年を通してワンラップのペースはみんなが近づいているように思う」とコメント。「もちろん、ロングランペースがどうなるかはまだわからないけれど、このトラックで昨年のようなギャップが生まれるとは思っていない」