マックス・フェルスタッペンが、今週末のF1マイアミGPに先立ち、前戦アゼルバイジャンGPを振り返った。タイミングの悪いセーフティカーにより、レッドブル・レーシングのチームメイトであるセルジオ・ペレスにリードが切り替わってトップでチェッカーフラッグを受け、フェルスタッペンは2位に甘んじなければならなかった。「セーフティカーが導入されたときのことを振り返ってみた。自分のクルマからアルファタウリがコースアウトしたのが見えたけど、ダメージの大きさはわからなかった」とフェルスタッペンは語る。
「セーフティカーや赤旗の頻度を考えると、ピットストップを行うべきじゃなかったと思う。僕たちの判断に怒っているわけではないが、ちょっと残念だ」ペレスの後塵を拝したとはいえ、フェルスタッペンは6ポイント差でチャンピオンシップをリードしており、マイアミでの戦いはまだ続く。「僕たちが最高のマシンを手に入れたことを喜ぶべきだろう。長いシーズンだから、完璧を目指すし、その結果どうなるかはこれからだ。タイトル争いは初めてではないので、僕にとっては何ら変わりはない。どんな状況であれ、ポイントを獲得し、チャンスを最大限に生かそうとするだけだ"」今週末のF1マイアミGPは、米国で開催される3つのイベントのうちの最初のイベントとなる。「アメリカにいるのはいつも好きだ。でも、レースとなると、オースティンのような普通のサーキットの方がいい。その方がチャレンジングだしね。もちろん、マイアミの街も大好きだ。僕たちにとっては忙しい週末なのに雰囲気はリラックスしている。楽しみだ」2023年のF1カレンダーには、F1マイアミGPと並んで、シーズン後半にオースティンとラスベガスも含まれる。しかし、フェルスタッペンがレースをしたいのはこれらのサーキットだけではない。「ここには素晴らしいコースがいくつかある。バージニアは素晴らしいけど、GTカーに適している。ロード・アメリカも美しいし、他にもいくつかある」