マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2023年F1プレシーズンテスト1日目にトップタイムをマークした。唯一、全10チームのなかで終日を通して走行したマックス・フェルスタッペンは、最多となる157周(5.412 km)を走行。新車RB19で大きな信頼性の問題に見舞われることなく、1分32秒837でタイムシートのトップに立つ上々のスタートを切った。
「今日はいい一日だった。望んでいたように多くの周回をこなすことができたし、ほぼ3グランプリ分だ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「スムーズな一日でもあった。ほとんど問題なく、マシンに集中することができたし、いろいろなことを試すことができた。暑くて日差しの強い日中も、より代表的な時間帯である夕方以降も多くの良い走りができた」「マシンが昨年からどのように進化したかを確認できたのは良かった。タイヤのせいで挙動が少し変わってしまったけど、それ以外は満足している」「一日のテストで今シーズンのマシンのパフォーマンスを判断するのは難しいけど、マシンはうまく走っている。それが最も重要なことだ。明日の午後も走る予定だから、来週のレースまでにいろいろなコンパウンドを試して、他にどんなことが学べるか見てみよう」レッドブル・レーシングのレースエンジニアリング責任者を務めるジャンピエロ・ランビアーゼは「今日は、大きな信頼性の問題を抱えることなく、予定されたプログラムを完了することができ、2023年シーズンの有望なスタートとなった」とコメント。「冬の間のみんなの努力が実を結び、マシンのバランスは良好で、新しいプラットフォームと微妙に変更されたタイヤ構造をより理解するために、空力的、機械的なコンフィギュレーションのテストに集中することができた」。次の2日間も同じような方法で、自分たちのことに集中し、初戦に万全の態勢で臨めるようにしていく」「今晩はデータ分析を行う必要がある。明日はチェコがRB19を初めて体験するのを楽しみにしている。マックスにとっては、シーズン開幕まで残り4時間しかないので、一晩でしっかり回復させる必要がある」
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