マックス・フェルスタッペンは、F1モナコGPでシャルル・ルクレールに対するリードをこれまでで最大となる63ポイントに拡大したが、そこまで差が大きくなったのは運の要素もあると認める。序盤に2番手を走行していたマックス・フェルスタッペンだが、シャルル・ルクレールが18周目に単独スピンを喫してクラッシュするとリードを引き継ぎ、今季7勝目を挙げた。
シャルル・ルクレールは、またチャンスが失われたことを嘆き、クラッシュの責任を負っている。一方、マックス・フェルスタッペンは、次戦F1ハンガリーGPに向けて「集中し続ける」必要があると強調した。「もちろん、素晴らしいリードだけど、多くのことが起こる可能性があるし、とにかく集中し続けたいと思っている。もっと多くの良い結果、もっと多くのワンラップペースが必要だ」「次のレースはブダペストだ。僕たちにとってもう少し苦労することになると思う。フェラーリは本当に速いと思う。自分のレースでなくても、すべてのレースごとにポイントを獲得することが重要だ」「僕たちサイドとしては、特にワンラップにわたって、かなりのパフォーマンスを見つける必要があることを分かっている。僕たちはそれに取り組んでいく。オーストリアのような悪い日でも、常にポイントを獲得することが依然として重要だ。もちろん、僕たちのリードは素晴らしいけど、2台の間のパフォーマンスを見ると、おそらくそれは本来あるべきものよりも少し大きいと思う」マックス・フェルスタッペンは、レースのオープニングスティントでシャルル・レクレールが速くなかったことに驚いたが、スクーデリア・フェラーリはまだ「非常に速い車」を持っているとの認識だと付け加えた。「彼はもっと速いと思っていた。ルクレールをフォローするのは非常に難しいと思っていたけど、すぐにバランスが悪くないことが分かった」とマックス・フェルスタッペンは続けた。「僕たちは非常に競争力があるように見えた。もちろん、それが僕たちが望んでいることだ」「彼ら(フェラーリ)はもちろんかなり多くのことを学んだかもしれないし、アップグレードをもたらしていることも知っていると思う。時にはそれがタイヤのデグラデーションにも役立つこともある。今日、彼らは少しスライドして、それでも僕たちの前で非常に速かった。それは彼らが非常に速い車を持っていることを示しているだけだ」