レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1カタールGPでスチュワードが自分の味方ではないことは分かっていたので、その障害を克服するために自分のドライビングに集中したと語る。当初は2番グリッドからスタートする予定だったマックス・フェルスタッペンだが、予選でダブルイエローを尊重しなかったことで、5グリッド降格ペナルティを科された。
この決定は、レッドブル・ホンダF1を激怒させ、チーム代表クリスチャン・ホーナーは、マーシャルに暴言を吐いて警告処分をくらった。だが、マックス・フェルスタッペンにとってはペナルティは必然的なことだったとし、自分に対する偏見をほのめかした。「そこには驚きはなかった」と5グリッド降格ペナルティについて質問されたマックス・フェルスタッペンはSky F1に語った。「彼らからプレゼントをもらえないことは昨夜からすでに分かっていたので問題はなかった」マックス・フェルスタッペンは、スチュワードから良く思われていないというトピックを深く掘り下げることには消極的だったが、自分が厳しく扱われていると感じていることをさらに確認した。スチュワードとのやり取りを全般的に厳しいと感じているかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「あまり話したくはない。これ以上話をして誰かを喜ばせたくはないからね」とコメント。「でも、それはもちろん素晴らしいことではない」7番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンだったが、レースに集中し、2位表彰台とファステストラップを達成。優勝したルイス・ハミルトンには歯が立たなかったが、損失を6ポイントに抑えた。「7番目からスタートしていることを知った後はとにかく前進することに非常に意欲的だった。それはまさに僕たちがしたことだ」とマックス・フェルスタッペンは語った。「1周目は良かったし、5周目で2位になり、ギャップを小さくしようとしるだけだった。それがレース全体を通してやったことだし、彼らが追加のストップができないようにした」「そして、それは僕に最後にファステストラップを与えてくれたので、それには間違いなく満足している」マックス・フェルスタッペンは、追加のピットストップをしたことで最終的にルイス・ハミルトンから25秒以上遅れてフィニッシュしたが、それ以前は、ギャップを「7秒~8秒」前後で比較的安定させていた。メルセデスとルイス・ハミルトンが予選とレースでペースアドバンテージを持っていたことを考えると、マックス・フェルスタッペンはそのショーに満足していると語る。「僕は追加のストップをしたので、もちろんギャップはレース全体よりも少し大きかった」とマックス・フェルスタッペンは語った。「全体的にレース全体を通して7秒~8秒くらいだったので、それほど悪くはない」「少し遅すぎたので、当然、予選後のレースではトリッキーになったけど、僕たちは集中力を維持する必要がある」「残り2レースは、予選でも多くのことが起こる可能性があるし、どんなことも可能だ」