レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが、6位でフィニッシュしたF1トルコGPの決勝について ZiggoSport の番組で振り返った。フロントロー2番グリッドに並んだマックス・フェルスタッペンだったが、スタートに失敗して後退。そこから挽回を目指したが、スピンを喫しするなど精彩を欠き、6位でチェッカーを受けた。
「あの場所をドライブするのはまったく楽しくなかったね」とマックス・フェルスタッペンは語る。「路面は以前に見たことないくらいかなり滑りやすかった。結局、それは全員にとって同じことだけど、あってはならないことだ。本当に滑りやすかった」「使用できるラインは1つしかないため、アウトサイドから抜きにかかることは不可能だった。他のマシンの後ろに留まらなければならなかった。オーバーテイクはほぼ不可能だたた」マックス・フェルスタッペンは、3回のフリープラクティス、そして予選のQ1とQ2のすべてでトップタイムだった。しかし、Q3ではランス・ストロールに0.29秒差で2番手に甘んじた。「日曜日まで引きずることはなかったけど、予選2番手は残念だった」とマックス・フェルスタッペンは語る。そして、スタートではレッドブル・ホンダの2台は見事な失敗をみせる。「僕たちはとても悪いスタートを切った。スタートでは何かがおかしかった。エンジンの振動が酷かったし、多くのホイールスピンを引き起こした。乾いた状態ではグリップが多いのであまり気にならない。でも、滑りやすいターマックのあるトルコのようなサーキットでは、結果に苦しむことになる。加えて、マシンはアンチストールに入った」それでも、マックス・フェルスタッペンはあきらめなかった。「適切なスピードがあることは分かっていたし、数台のマシンを素早く追い抜くことができた。ある時点で、ベッテルがピットストップをするまで彼の後ろでスタックしていた。その後、僕のラップタイムが良かったのを目にしたと思う。ピットストップをするという判断は問題なかった。その後、ペレスの後ろでスタックした」セルジオ・ペレスとのバトル中にマックス・フェルスタッペンはスピンを喫する。「彼が少しミスをして、僕は彼のすぐ後ろにいた。突然、オーバーステアが多くなり、グリーンのランオフに出てしまった。まったくグリップがなかった」レース後、レッドブル・ホンダはマックス・マックスのRB16で別の問題を発見しました。「フロントウィングの片側が7度間違って調整されていることがわかった。通常、予選では最大0.5度しかウイングを調整しない。あまりにもオーバーステアが多い状態で運転したし、ステアリングホイールの他の設定でそれを調整しなければなならなかったけど、それで多くのトラクションを失った。そのため、数周後、右フロントタイヤが劣化していた。難しかった」2020年のF1世界選手権は残り3戦。バーレーンで2戦をした後、アブダビで最終戦を迎える。今シーズンは成功だったかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「僕たちはワールドチャンピオンシップで3位になるだろうし、かなり良い一年だったと思う」とコメント。「僕たちのオプションを考えれば、良い結果を残せたと思う。来年はワールドチャンピオンを戦いたい。重要なのはそれだけだ」