レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1シュタイアーマルクGPの初日のフリー走行でトップタイムをマーク。「先週と比べるとマシンの感触は格段にいい」と語った。FP1はロングランにフォーカスし、FP2は予選シミュレーションを主に行われた。マックス・フェルスタッペンはFP1を2番手、FP2ではバルテリ・ボッタス(メルセデス)を抑え1分03秒660でトップに立った。
「先週と比べると格段に感触はよく、マシンのバランスも改良され先週から大きく進歩したと思う。まだ金曜日のフリー走行の段階ではあるので、メルセデス勢との勢力関係ははっきりとは分からないが、今日の結果には満足している」「マシンの理解を深めるために、今日は違う方向からいくつかのことを試した。方向性は正しい方に向かっていると感じている。明日の天候によって予選がどうなるか読めない状況ではあるが、予選が行えない場合は決勝レースで自分たちがどの程度の位置にいるのかを見つけ出さなくてはならない」「通常は予選のペースよりもレースペースのほうが競争力があるが、FP2でのたった1回のタイムアタックだけでは分からない。しかし先週の開幕戦で走行できた11周の感触もそう悪くはなかったので、いい方向に進んでいけるはずだ」「天候により明日行えない場合は、日曜日の朝に予選が行われる可能性があるし、FP2がトップタイムだからと言ってポールポジションを取れたとは考えていない」