レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが、新型コロナウイルスによるロックダウン生活について振り返った。今年2月、マックス・フェルスタッペンは2020年のF1世界選手権の開幕にむけて気合を入れていた。プレシーズンテストは順調に進み、フェルスタッペンはRB16に満足していたが、その後、世界は変わり、新型コロナウイルスの世界的な大流行によってロックダウンを余儀なくされた。
モナコの自宅で3か月の外出自粛生活のなかでマックス・フェルスタッペンは何をしていたのか? レッドブル・ホンダF1の公式サイトで語った。「カートを始めて以降、レースでしないで過ごした最長の休みだったし、変な感じだったけど、状況を最大限に活かそうと努めていたし、現時点でも苦労している多くの人々よりも僕はラッキーだった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。本物のレースをなかったとしても、マックス・フェルスタッペンがレースに明け暮れていた。フェルスタッペンは友人やライバルとオンラインでシミュレータレースに参加していた。過去3か月の間に彼はいかに熟練したオンラインレーサーであるかを示した。「ロックダウンの開始時は毎日オンラインでたくさんのレースをしていたし、練習しなければならなかった。また、ランクを上げて、より上位の階層でレースできるように頑張っていた。競争力を高めるには、時間を費やす必要がある。トップ20でフィニッシュすることさえあった。それくらい競争は激しい」ゲームだけに時間を費やしていたわけではない。フィジカル面でもトレーニングは欠かさなかった。レースにむけてフィットネスレベルは維持していた。「ロックダウンの開始時、モナコでは外に出ることを許可される時間が非常に厳格だったので、いろいろエクササイズ機器を家に揃えた。今トレーナがここに一緒にいるし、本当にうまく機能している」「ローイングとスキーのマシンも家にあるし、ワットバイク、バンド、ウェイトも持っている。バイクをリビングルームに設置したので、テレビをつけながらやっていると1時間なんてすぐだ。Netflixはほぼ見尽くしたね」「今は自転車で出かけたり、トレーイングにランニングを混ぜることができるので、気分はいいよ」7月5日の開幕戦オーストリアGPまで2週間を切った。「問題ないと感じているし、準備はできている。こんなに長い休みになるとは思っていなかったけどね。再びスタートするのを楽しみにしている」とマックス・フェルスタッペンは語る。「チームとして、僕たちはストンマーティン・レッドブル・レーシングと勝ちたいと思っている。チャンピオンシップをかけて戦えることを望んでいる。それが僕たちの唯一のゴールだ」「全員が本当にモチベーションを高めているし、僕たちがどの位置にいるのかを確認するのが待ち切れない。エキサイティングなシーズンになることを願っているよ」
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