レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1で数々の史上最年少記録を更新しているが、そこにF1ワールドチャンピオンが追加されなれば、まったく意味をなさないと父親であるヨス・フェルスタッペンは語る。マックス・フェルスタッペンは、F1史上最年少ドライバー、ポイント獲得者、表彰台フィニッシュ、そして、最年少勝利という記録を更新してきた。
先週末のF1アメリカGPでF1参戦100戦目を迎えたマックス・フェルスタッペンは、来年、母国レースとなるF1オランダGPでザントフォールトに戻る際には父親の107戦を上回ることになる。これまで多くの功績を上げてきたマックス・フェルスタッペンだが、まだタイトル争いに絡むことができておらず、2020年にレッドブルとホンダがメルセデスやフェラーリに匹敵できることを期待している。そして、ベネトン、アローズ、ミナルディでF1を戦ったヨス・フェルスタッペンは、F1ワールドチャンピオンだけが重要だと語る。「我々はほとんどのレースで記録を必要としていない。我々はワールドチャンピオンにならなければならない」とヨス・フェルスタッペンは De Telegraaf にコメント。それでも、ヨス・フェルスタッペンは、マックス・フェルスタッペンのF1初勝利は特別だったと語る。マックス・フェルスタッペンは、レッドブルに移籍した初戦となるスペインGPで最年少レースウィナーの記録を更新した。レースではメルセデスのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルフが同士討ちを演じている「すべてが非常に感情的だった」とヨス・フェルスタッペンは振り返る。「新しいチームで初めて走り、すぐにレースに勝った。素晴らしいことだ」「彼はタイヤをとても素晴らしく扱っていた。改めて画像を見ても背筋が震えてくる」