元F1ドライバーのジョリオン・パーマーは、F1メキシコGPの決勝でのマックス・フェルスタッペンは“罪のない”レースをしていたとし、集中非難されているのは“アンフェア”だと語る。マックス・フェルスタッペンは、F1メキシコGPのレース序盤にルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスにオーバーテイクを試みて接触。ボッタスとの接触で右リアタイヤをパンクさせて後退することになった。
レース後、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは揃ってマックス・フェルスタッペンのアグレッシブなドライビングを批判したが、ジョリオン・パーマーは単にハードレーシングだったとみている。「実際にはフェルスタッペンのレースはほぼ罪のないものだった」とジョリオン・パーマーは BBC Sport にコラムでコメント。「実際に大胆だったのはスタートでアウトサイドからフェルスタッペンを抜こうとしたハミルトンの方だった。ハミルトンは自分で大きくスライドして、ターン3でフェルスタッペンを芝生に追いやった」「わかりやすいハードレーシング以上の何物でもなかった。だから、レース後にフェルスタッペンに指をさすのはアンフェアだ。実際、フェルスタッペンはインシデントの無実の犠牲者であり、スタートで4番手から8番手に後退している」バルテリ・ボッタスとのバトルに関してもジョリオン・パーマーは、マックス・フェルスタッペンは完全に合法だったとし、ボッタスにはフェルスタッペンを批判する“権利はない”と考えている。「ボッタスに対するフェルスタッペンの動きは彼をリカバリーのレースに追いやったが、そこに何も間違ったことはなかった」とジョリオン・パーマーはコメント。「素敵なオーバーテイクだった。いい感じのハードレースだった。確かにアグレッシブではあったが、ボッタスはそれについて文句を言う権利はない」
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