ヨス・フェルスタッペンは、息子であるマックス・フェルスタッペンのF1メキシコGP予選後の発言を批判。なんでもかんでも思ったことを口にするべきではないと警告した。マックス・フェルスタッペンは、予選Q3の終了間際にバルテリ・ボッタスがクラッシュした現場に到達した際に減速しなかったことを素直に認めた。また、黄旗を無視した際に自分が何をしているかを知っていたと自信を持って語っている。
最終的にマックス・フェルスタッペンはスチュワードに召喚され、クラッシュゾーンで黄旗を無視したとして3グリッド降格ペナルティを科せられ、ポールポジションを失った。FIレースディレクターのマイケル・マシは、マックス・フェルスタッペンのコメントが調査と裁定に繋がったとの見方を否定。フェルスタッペンが召喚されるまで90分以上かかったのは、スチュワードとマシ自身がバルテリ・ボッタスの事故の管理に忙しかったためだと主張した。しかし、ヨス・フェルスタッペンは、彼の息子が黄旗の状況についてコメントしないほうが良かったと考えている。「彼にはハラハラさせられるが、マックスの素晴らしいところは常にストレートであることだ」とヨス・フェルスタッペンは Ziggo Sport に語った。「しかし、この場合、彼は何も言うべきではなかった」ヨス・フェルスタッペンは、マックス・フェルスタッペンがバルテリ・ボッタスのクラッシュをチームから無線で伝えられていなかったと認める。「マックスは黄旗を見ていなかったと言っている」とヨス・フェルスタッペンは付け加えた「通常、クラッシュなどが発生した場合、ドライバーはチームからすべきこととすべきでないことを通知される」「しかし、マックスによると何も言われていなかった。自分が最速ラップにいるときあなたならどうする? それはマックスにとって良い教訓だ」ルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンとホイール・トゥ・ホイールでレースをする際は、同じような状況で“賢い”もしくは“攻撃的”なドライバーと戦うときよりも多くのスペースを与えなければならないと発言している。その発言についてヨス・フェルスタッペンは「ルイスはマックスのことを恐れているんだと思う」とコメント。「彼がそう考えているのは明らかだ。来年は速いマシンを手に入れよう。そうすればわかる」