レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、2019年の残りのシーズンで狙える最高の結果は表彰台であり、勝利を獲得するチャンスはないと考えている。マックス・フェルスタッペンは、過去2年間F1メキシコGPで優勝している。今季、オーストリアとドイツで優勝し、ハンガリーではポールポジションを獲得してフェルスタッペンだが、レッドブル・ホンダは夏休み以降に失速している。
マックス・フェルスタッペンは、ベルギー、イタリア、日本では1周目に接触事故を起こしてチャンスを失った。だが、スムーズなスタートを切ったシンガポールとロシアでもライバルのペースに匹敵することはできなかった。2019年の残りのシーズンへの期待について質問されたマックス・フェルスタッペンは「今シーズンは特に良い仕事ができるトラックが残っているとは思わない」とコメント。「毎週末、表彰台の近く、もしくは表彰台でフィニッシュできるのであれば、現時点でそれが最大だと思う」マックス・フェルスタッペンは、昨年のメキシコシティでの勝利によって次戦メキシコGPがレッドブル・ホンダにとってより良いレースになる可能性があるという示唆を否定した。「現実的でなければならない。もちろん、僕たちは過去2年間で非常にうまくやってきた」とマックス・フェルスタッペンは語る。「でも、今シーズンはこれまでより少し難しくなっていると思う。マシンバランスの面でもね」「だから、すぐにそれを繰り返せるとは思わない。特に今年ストレートで本当に速いフェラーリを見ればね」「だから、今回は表彰台のために戦うことができれば、僕たちは良い仕事をしたと思う」最近、マックス・フェルスタッペンの父親であるヨス・フェルスタッペンは、レッドブル・ホンダが2020年のF1タイトル獲得に向けて十分に改善する可能性は低いと考えていることを示唆し、息子がまた“失われた年”に直面したことに対する不満を表明していた。マックス・フェルスタッペンは、2020年にF1チャンピオン争いに絡めることを諦めていないが、レッドブル・ホンダはこれまでのように、弱いシーズンスタートから追いついていくという傾向をやめる必要があると語る。「もちろん、それはシーズンをどのように開始するかによる」とマックス・フェルスタッペンは語る。近年、僕たちが十分に強くなかったのは明らかだけど、来年はチャンピオンシップ争いに加われるようにステップを果たせることを期待している」とコメント。「現時点でそれが実現するかどうかを言うのは難しい。もちろん、毎年そのために頑張っている。チームもね。僕たちは来年に達成したい明確な目標を設定しているし、シーズン末までにそれらを達成できるかどうか見てみるつもりだ」規約が安定したままの2020年は、レッドブル・ホンダにとってどのようなことを意味するかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「多くの人々が来年にむけてすでに忙しく仕事をしていると思う」とコメント。「いずれにしろ、今シーズンはチャンピオンシップ争いにあまり絡めなかった。現実的に僕たちが狙えるのは3位だ。いじれにしろ、チームとして3番手だ」「僕たちはすでに来年にホンダから何を得られるかをすでに知っているし、それは良いことだ。それから僕たちは今年のミスを把握する必要がある。もちろん、来年はそれらを改善したいと思っている」