マックス・フェルスタッペンが2020年以降もレッドブル・ホンダに残留するかどうかは、来年チームがタイトルを獲得できるマシンを提供できるかどうかにかかっていると父親であるヨス・フェルスタッペンは語る。マックス・フェルスタッペンは今季2勝を挙げているが、夏休み後の2戦でチャンピオンシップリーダーのルイス・ハミルトンとの差は99ポイントまで拡大。ハミルトンの6度目のF1ワールドチャンピオン獲得はほぼ間違いない状況となっている。
レッドブルはシーズン序盤に抱えていた新レギュレーション変更への問題を解決し、ホンダも3度のエンジンアップグレードでパワーをアップさせたが、マックス・フェルスタッペンはF1ベルギーGPではリタイア、F1イタリアGPではエンジン交換による最後尾グリッドスタートで8位でレースを終えた。今年序盤には特定の条件を満たさなかった場合、マックス・フェルスタッペンの契約の解除方向が有効化される可能性が示唆されていたが、オーストリアGPとドイツGPでの2勝によって夏休みまでにドライバーズランキング3位を維持したことでレッドブルの懸念は緩和された。しかし、レッドブルとの契約が最終年を迎える2020年は状況は異なるとヨス・フェルスタッペンは語る。ルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルもメルセデスとフェラーリでそれぞれ同じ立場にいる。「最も重要なことは、マックスがタイトルを争うことができるクルマを手に入れることだ」とヨス・フェルスタッペンは Ziggo に語った。「いずれにしろ来年はレッドブルにいるが、すべては2021年までオープンしている。2020年にチャンピオンシップを賭けて戦うことができるかどうかにかかっている」「我々は来シーズンに集中しており、今後さらに検討していく」マックス・フェルスタッペンはドライバーズ選手権で3位にランクされているが、ベルギーとモンツァで2連勝を挙げたシャルル・ルクレールに3ポイント差まで迫られている。ただし、今後のシンガポール、日本、メキシコでのレースは、レッドブルに好成績をもたらすことが期待されている。
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