レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、ホンダの『スペック4』F1エンジンはおそらく“過去最大のステップ”だと語る。ホンダF1は、先週末のF1ベルギーGPでアレクサンダー・アルボンとダニール・クビアトの2台に『スペック4』を投入。そして、今週末のF1イタリアGPではマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーの2台にも投入され、二人はエンジン交換によるペナルティにより後方グリッドからスタートすることになる。
ホンダF1のスペック4を搭載するRB15についてマックス・フェルスタッペンは「僕たちにはより多くのパワーがあるし、それは常にポジティブなことだ」とコメント。「フェラーリはまだはるかに多くのパワーを追っているけど、僕たちはメルセデスに近づいている。でも、今の僕たちはパワー面でより大きなゲインを得ている。もしかすると過去最大かもしれない」F1イタリアGPでの展望についてマックス・フェルスタッペンは「ここモンツァでの問題は僕たちがフェラーリやメルセデスと比べて競争力に劣ることだ」とコメント。「後方からスタートして表彰台を獲得できた他のトラックでは僕たちには速いクルマがあり、異なるタイヤ戦略を採ることもできた。正直、表彰台は期待していない。インシデントのないノーマルなレースになれば、5位が良い結果と言えるだろう」最後に天候について質問されたマックス・フェルスタッペンは「概して言えば、雨の方が好ましい。ドライトラックではチャンスは少なくなる。雨が降れば、僕たちがより競争力を発揮できればいいね」とコメント。「週末にクルマの良いバランスを見つけられることを楽しみにしているよ」