レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、今年の逆転王座は“ほぼ不可能”だと考えているが、2020年にはF1ワールドチャンピオンを狙いにいくと語る。前半戦を終えて2勝を挙げたマックス・フェルスタッペンは181ポイントを獲得しているが、ランキングトップで8勝を挙げたルイス・ハミルトン(メルセデス)とは69ポイントの差が開いている。
後半戦に逆転するチャンスについて質問されたマックス・フェルスタッペンは「それはほぼ不可能だと思う」と De Telegraaf にコメント。「ハミルトンに何度も何度も不運なことが起きない限りね」マックス・フェルスタッペンは、今年のドライバーズ選手権でバルテリ・ボッタスを上回り、ルイス・ハミルトンの後ろの2位で終えたとしても、ほとんど満足することはないだろうと語る。「僕にとっては1位であることが重要だ。20年後に自分のキャリアを振り返ったとき、自分がワールドチャンピオンの次点になったことを誇りに思うことはないだろう」「気にしていないし、トップスポットだけが重要だ。他の人は違った考え方をしているかもしれないけど、私にとっては勝利だけが重要だ」「でも、いずれにしろ、僕は2回勝った。それはシーズンのある時点で予想していたよりも良い。僕たちはまだ良い進歩を遂げているけど、もう少し良くしていかなければならない」マックス・フェルスタッペンは2020年には自身初のF1ドライバーズタイトル獲得を狙うつもりだと語る。「来年は間違いなくいい形になると思っている。ライバルたちも簡単に僕に勝たせてくれるわけではないだろうけどね。僕たちはギャップを縮めるために懸命に取り組む必要がある」「ここまでに自分たちが達成してきた進歩には満足している。それに今ではホンダともうまくやれているし、もっと力を増すこともできるはずだ」「ホンダについてはゲインを得るためにまだまだ多くのことがあると思う。1年目の相互関係を見ればそれは確かだ。うまく連携できれば、明らかにポテンシャルはある。今最も重要なことは、常にパフォーマンスを発揮し、連携していくことだ」