レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1スペインGPの決勝レースで3位表彰台を獲得した。マックス・フェルスタッペンは4番グリッドからスタートするとしすばらしい動きで3番グリッドスタートのセバスチャン・ベッテルをかわし3番手に浮上。果敢な2ストップ作戦を敢行し、最初のピットインの後には2番手を行くバルテリ・ボッタスとの差を詰める走りを見せた。
ただ、2回目のタイヤ交換直後、2番手奪取に向けてさらにアタック開始をしようとした46周目に、他車のクラッシュによってセーフティカーの導入となり、ライバルたちが軒並みニュータイヤに履き替えることになった。セーフティカーが明けた後も3番手でリスタートすると、そのままそのポジションをキープし、今シーズン2度目の表彰台を獲得した。「マシンのパフォーマンスを最大限に引き出すことができ、今日のレースの結果にはとても満足してる」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「ふたたび3位表彰台を獲得できましたし、この順位は今の僕たちの実力をあらわしているものだと思う。ポイントを積み重ねることができた点もチームとしては喜ばしい結果になった。決勝ではフェラーリとバトルできるチャンスがあると確信していたし、その通りになった」「スタートでは上位3台が1コーナーで同時に突っ込むという荒れた展開となり、接触を避けるためにその争いから一歩引くことにしたけど、結果ターン2からターン3へのベストなライン取りができた。そのコーナーで3番手へオーバーテイクが成功したことは、そこから自分のペースと戦略で残りのレースを戦うためにとても重要だった」「トップ2台のメルセデスには届かなかったけど、安定したラップタイムで走ることができたし、表彰台獲得はとても喜ばしい結果だ」「みんながタイム差を縮めるためにてもモチベーション高く開発に取り組んでいる。僕たちも正しい方向性をつかむために、来週のテストでいくつか新しいことをテストする予定だ」関連:【動画】 2019年 F1スペインGP 決勝 ハイライト
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