レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1ではサッカーのチャンピオンズリーグのようなドラマは起こり得ないと語る。今年のチャンピオンズリーグの準決勝は大逆転劇のドラマとなった。リヴァプールは2ndレグで3点差がついていたバルセロナを逆転し、トッテナルは90分を回った試合終了間際の得点でアヤックスを撃破。決勝はプレミアリーグ勢が対決することになった。
アヤックスのサポーターではないというマックス・フェルスタッペンだが、オランダのチームの試合は携帯でチェックしていたと語る。「夕食を食べながら携帯でフォローしていた。大丈夫だと思ってたんだけどね」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「アヤックスとトッテナムの最後の数秒はちょっと劇的だったね。ちょうと離陸して、着陸したときに結果を知った。僕はPSVのファンなんだ。アヤックスには勝ってほしかったけどね」「友人たちみたいに泣きはしなかった。ゲーム後、何人かの友人はとても感情的になっていたね。そのうちの1人は『不運だったね』とメッセージを送ったのに1時間も返信がなく、やっと来たと思ったら気分が悪いと言っていた。僕はそこまで落ち込んではいないけど、もちろん、決勝にはアヤックスが行ってくれたら良かったと思っている」F1でもこれほどドラマチックなことは起こり得るかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「それは無理だ。3周遅れの人が急にレースで勝つようなものだからね」 「全く違うスポーツだ。起こることも異なるし、感情も違う。1試合でチャンピオンシップの全てを決まるんだからね。そこが違う。僕らは21戦で戦っているし、まだわからない」マックス・フェルスタッペンは、アヤックスに所属するフレンキー・デ・ヨング、マタイス・デ・リフトと親交があるといい、オランダ代表でも活躍する彼らを称賛した。 「彼らはあれだけ成功しているのにとてもリラックスしていたで普通なんだ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「Instagramで『幸運を祈る』とメッセージを送ると、試合後に『ありがとう』と返ってくる。とてもゆったりとしている。そういうところが好きだ。多くの成功を収めた良い選手だけど、人間としてはずっと変わらない」ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンは、チャンピオンズリーグの決勝を見に行きたいと考えているようだ。トッテナムの宿敵であるアーセナルのサポートだというルイス・ハミルトンだが、かといってリヴァプールを応援するのも複雑な心境だと語る。「正直、僕はどちらも好きではないんだ」とルイス・ハミルトンはコメント。「僕はアーセナルのサポーターだからね・・・やっぱりリヴァプールかな。トッテナムとアーセナルは・・・子どもの頃からいろいろ悔しい思いをさせられてきたからね。でも、ここまでのゲームは素晴らしかったし、是非、決勝はぜひ見にいきたいと思っているよ」フェラーリのシャルル・ルクレールは、チャンピオンズリーズの試合をモチベーションとしてルイス・ハミルトンとメルセデスを倒したいと考えている。 「チーム、そして、ドライバーとして、常にモチベーションを保って、絶対に諦めないことが必要だと思う」とシャルル・ルクレールはコメント。「チャンピオンズリーグが良い例だ。あれがチーム内のメンタリティだと思う。僕らは勝つためにここにいるし、それが僕らの願いだ。改善できることを全てやり尽くして、結果が出るのを待ちたい」
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