マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・ホンダの状況に“まだ”フラストレーションは感じていないと語る。開幕戦で3位表彰台を獲得し、その後は3年連続で4位入賞を果たしているマックス・フェルスタッペンだが、その状況にフラストレーションを感じているとの見方もある。
F1アゼルバイジャンGPを4位で終えたマックス・フェルスタッペンは「最後尾よりはましだ」と Ziggo Sport とコメント。だが、「まだフラストレーションは感じていない。まだトップを争えているし、僕たちは現実的なままでいる必要がある」とフェルスタッペンは続け、メルセデスはが現在支配的だと認める。「だからこそ、僕たちはそのギャップを縮めていく必要がある」「僕たちはそれを最大限に活かしたし、不満は言えない。僕はいつも状況を最大限に活かそうとしている。現時点でそれは優勝ではない。もちろん、レースに勝ちたいけど、現実的でいなければならない」F1アゼルバイジャンGPではチームメイトのピエール・ガスリーがドライブシャフトの故障によってリタイア。フェルスタッペンは無理をせず完走することを目指すよう命じられた。「彼の問題はパワーユニット関連ではなく、チームの責任だった。最後の数周で縁石を避けていなければならなかったし、それがすべてだった。バーチャルセーフティカーの間にタイヤの温度をかなり失い、それを取り戻すことができず、グリップがなかった。グリップがなく、走りも遅いと温度はさらに下がる。僕たちは十分に素早くタイヤに熱を入れることができなかった。去年のバクーでも同じ問題を抱えていた」ホンダは、F1アゼルバイジャンGPにスペック2エンジンを投入。レッドブルは次戦スペインGPで大幅な空力アップデートを予定している。「追加の20馬力が助けになったし、エンジンはレースの方が優れていた」とマックス・フェルスタッペンは語る。「すべてのチームが最新情報をスペインに持ち込むだろうけど、僕たちのチームの方がもう少し多くをもたらせることを期待している」
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