レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、F1イタリアGPでのバルテリ・ボッタス(メルセデス)との接触に科せられた5秒加算ペナルティは不公平だと不満を述べた。マックス・フェルスタッペンとバルテリ・ボッタスは、第1スティントから3位をかけて争っており、序盤にはプレッシャーを受けていた際、フェルスタッペンはシケインをカットしてアドバンテージを受けたことを警告されていた。
メルセデスは、ルイス・ハミルトンの勝利のためにバルテリ・ボッタスにレースリーダーのキミ・ライコネンを抑えるよう指示を出し、ボッタスは36周までピットインを遅らせた。マックス・フェルスタッペンから4秒以内の4番手でコースに復帰したバルテリ・ボッタスは、43周目に1コーナーでオーバーテイクを試みみたが、フェルスタッペンが右側にラインを変えたことで接触。ボッタスはエスケープロードに逃れざるを得なかった。このインシデントに対してマックス・フェルスタッペンには5秒加算ペナルティが科せられ、3位でチェッカーを受けたもののバルテリ・ボッタスとセバスチャン・ベッテルの後ろに5位に降格した。「彼(ボッタス)に多くのスペースを与えていた。彼が僕のホイールにぶつかってきたら、僕にはどうすることもできない。でも、最終的に僕はそれに対してペナルティを受けた」とマックス・フェルスタッペンは Ziggo Sport にコメント。「1台分の十分なスペースを残している限り、ブレーキング中で左に戻ることは許されている」マックス・フェルスタッペンは、序盤にシケインをカットしていたことで、より厳しい裁定を受けたと疑っている。「最初に彼がオーバーテイクを試みたときに膨らんでしまった。僕にペナルティが課せられたのはそれが理由かもしれない」とマックス・フェルスタッペンは Sky Sports F1 にコメント。「でも、彼らはすぐにペナルティを与えたので、それはフェアではないと思う」マックス・フェルスタッペンは、ペナルティが科せられることが判明した後も、バルテリ・ボッタスの前に留まるために懸命に戦っており、無線でボッタスを抑えることでセバスチャン・ベッテルに4位を奪われる可能性が高いとしても気にしないと無線で語っていた。「ペナルティを受けた後も彼を抜かせるつもりなどなかった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「いずれにしろ、すでにペナルティを受けて5位になることはわかっているなら、失うものは何もない。ボッタスに抜かれたらその後の2周でまた2~3秒は失ってしまう」一方のバルテリ・ボッタスは、マックス・フェルスタッペンはペナルティに値すると述べた。「きとんとしたオーバーテイクの機会は2回あった。1回目はインサイドを突いたけど、彼は僕の前に留まるためにシケインをカットした」とバルテリ・ボッタスはコメント。「2回目に関しては、一度ラインを選んで防御し、もう一台がそこにいる場合は、1台分を残す必要があるという非常に明確なルールがあると思う。もちろん、彼はそうしなかった」「僕はそこにいたし、僕たちは接触して、彼はそれに対してペナルティを受けた。それは非常にシンプルで明確なルールだ」2018年 F1イタリアGP 決勝 動画OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "xyeDg0ZzE612CJ-rFGm4AoY4iKYU_lD4");});関連:F1イタリアGP 結果 | ルイス・ハミルトンが逆転優勝!
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