マックス・フェルスタッペンは、F1シンガポールGPのオープニングラップでのクラッシュの責任を認めることも謝罪することもなかったと述べた。F1シンガポールGPのスタート直後、セバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネン、マックス・フェルスタッペンが接触、フェルナンド・アロンソも巻き込み、最終的に全員がリタイアした。
マックス・フェルスタッペンは、スタートの遅れたセバスチャン・ベッテルがポジションを守るために幅寄せしてきたことが事故を引き起こしたと批判。一方のセバスチャン・ベッテルは、どのようにして事故が起こったのかわからないと述べている。スチュワードは、レース後にセバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネン、マックス・フェルスタッペンを招集して事情聴取を行ったが、レーシングインシデントとしてペナルティを科さないことを決定した。スチュワードルームでセバスチャン・ベッテルがミスを認め、謝罪してきたかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「いいや。彼は『そうだね、あとから考えれば、違ったこともできたかもしれない。でも、終わったことは終わったことだ』みないなことを言っていたよ」とコメント。マックス・フェルスタッペンは、セバスチャン・ベッテルがタイトル争いをしているルイス・ハミルトンと戦っていなかったことを考えれば、あまりに強引に防御してきたことに驚いたと述べた。「ベッテルはチャンピオンシップを争っているんだし、ハミルトンが5番手からスタートすることをわかっているなら、あんなにリスクを起こす必要はないと思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「これがハミルトンとであれば、まったく別の話だ」「彼(ベッテル)の立場で考えても、このようなことが起こるのは理解できない」スチュワードの裁定が決定する前、フェルスタッペンの父親ヨスは、彼の息子は事故で非難するところはないと断言していた。「画像を見れば、ライコネンが右に来て、ステアリングを切っている」とヨス・フェルスタッペンは Autosport にコメント。「だが、映像をもっと詳しく見れば、ベッテルが左に来て、マックスが彼らの間にいることもわかる」「彼は左に行くことも、右に行くこともできない。どれに対してもマックスを非難する部分はまったくない」ヨス・フェルスタッペンは、セバスチャン・ベッテルは事故を引き起こしたのでペナルティを科せられるべきだと考えてる。「彼はそれに値する。実際に彼はそうだと思う」とヨス・フェルスタッペンは付け加えた。「だが、彼はすでに警告を受けていないで、彼らはあまり早くにそれを行うことはない」「今、彼がペナルティを受けるなら、私は彼らは彼を出場停止にする必要がある。これはまた別の政治的なゲームかもしれないし、レーシングインシデントとみなした」「だが、私はそれが公平だとは思わない」関連:【動画】 フェラーリ2台とフェルスタッペンが1周目にクラッシュリタイア