マックス・フェルスタッペンは、イタリアのアドリア・インターナショナル・レースウェイで2012年のトロ・ロッソをドライブ。F1マシンで初めて本格的なテストを完了させた。マックス・フェルスタッペンは、全長1.7マイルのサーキットを148周し、F1スーパーライセンスの取得に必要なマイレージをクリアした。
前夜に雨が降ったため、マックス・フェルスタッペンはインターミディエイトタイヤでテストをスタートし、その後スリックタイヤに履き替えて、ショートとロングランを織り交ぜて走行した。マックス・フェルスタッペンがF1マシンに乗るのは、ロッテルダムでのデモ走行以来。そこでマックス・フェルスタッペンはクラッシュを喫している。トロ・ロッソはマックス・フェルスタッペンの走りを称賛。2015年のデビューシーズンにレースエンジニアを担当するセビ・プヒョラーもマックス・フェルスタッペンのパフォーマンスに非常に感銘を受けた様子だった。 「マックスはインターミディエイトで走行を開始し、ミスもなく、すぐに速さをみせた」とセビ・プヒョラーは述べた。「レース週末の様々な手順を確認した。彼は非常に集中しており、正確で、覚えが速い。あまり質問もしてこない」 「スリックを履けるようになると彼はドライでマシンに慣れ、スピードを確立させた。その間、我々はさまざまな燃料レベルを試し、予選とレーストリムの両方を想定したショートとロングランを行った。初日としては本当に素晴らしかった」 トロ・ロッソのスポーティングディレクターを務めるスティーブ・ニールセンは「F1マシンでの初の本格的テストでマックスは非常に有能な仕事をした」と述べた。「まるで、かなり長い間F1マシンをドライブしていたかのような印象を受けた。初日とは思えない。一日中ミスをすることもなく、自信を持っており、何かを伝えるとそれをしっかりと記憶していた。全てにおいて、彼は初テストにとてもうまく対処した」 マックス・フェルスタッペン自身も経験を楽しんだとし、次にF1マシンをドライブする機会を待っていると述べた。「きちんとしたレーストラックで初めてF1マシンを走らせるのを心待ちにしていた。本当に楽しかった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「来年、僕のレースエンジニアをしてくれるセビと仕事ができたのはいい機会だった。ステアリングホイールの全てのボタンに慣れることもできたしね。うまくいったと思うし、早くまたF1マシンに乗るのが待ち切れない」
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