各F1ドライバーが希望している固定ナンバーが明らかになってきた。2014年からF1ドライバーは、固定ナンバーを着けることになっており、FIAは、F1ドライバーにクリスマス前までに着けたいナンバーを第3希望まで提出するよう求めている。固定ナンバーは、ワールドチャンピオンのためのナンバー1を除き、2〜99番までの間で指定され、ドライバーは残りのF1キャリアでそのナンバーを使用することになる。
2名以上のドライバーが同じレースナンバーを選んだ場合は、前年(2013年)のチャンピオンシップの順位の上位者に優先権が与えられる。メルセデスのニコ・ロズベルグは、IWCのイベントで、6、5、9の順番で要請したことを明かしている。ナンバー6は、父親であるケケ・ロズベルグが1982年にワールドチャンピオンを獲得した際に着けていたナンバーだ。フォース・インディアへの移籍が決定したセルジオ・ペレスは、カート時代とGP2で着けていた11番を第1希望に上げている。ウィリアムズに移籍するフェリペ・マッサは、19番を希望しており、チームメイトのバルテリ・ボッタスは「僕のF1キャリアのレースナンバーについて考えている。すでにBO77ASは聞いているけど、他にアイデアはない?」と自信のTwitterに投稿した。フェラーリのフェルナンド・アロンソは、ラッキーナンバーである14番、キミ・ライコネンは7番を希望していると報じられている。またロマン・グロージャンは、3つの番号を送ったが、何番であるかは“秘密”としている。そして、固定ナンバーのシステムが提案された際に真っ先に話題になったのが“ナンバー27”。「27番のフェラーリ」はジル・ヴィルヌーヴを象徴する偉大な番号として愛されており、またアイルトン・セナがワールドチャンピオンを獲得した1990年にマクラーレンで着けていたナンバーとしても有名だ。その27番を候補に入れているのが、トロ・ロッソのジャン・エリック・ベルニュ。27とともに25と21も候補に入れているが、27番を獲得した場合のF1ファンの反応が気になるところだ。関連:2014年 F1ドライバー&固定ナンバー:FIAエントリーリスト