ストフェル・バンドーンは、2016年にマクラーレンのリザーブドライバーとして並行して、日本でスーパーフォーミュラに参戦する契約に近づいているようだ。GP2チャンピオンのストフェル・バンドーンは、先月鈴鹿で行われたスーパーフォーミュラのテストに参加。初日にホンダのエンジンを搭載するDOCOMO TEAM DANDELION RACINGを走らせ、23人中8番手のタイムを記録した。
Autosport は、2016年にストフェル・バンドーンのスーパーフォーミュラ参戦の契約が数日中にまとまると報じている。ストフェル・バンドーンは、2016年のマクラーレンのテスト兼リザーブドライバーに昇格したが、レースも継続することを望んでいる。「たぶんF1レースの全てに帯同することになるけど、それと並行していくつかレースをしたいと思っている」とストフェル・バンドーンは Autosport に語った。「もちろん、GP2には戻れないので、僕たちはスーパーフォーミュラに目を向けている。来年の選択肢のひとつなのは確かだ」「まだ決まっていないけど、ほぼその方向に進んでいる。今後のための良い準備になるだろう」「僕はなんらかのレースをしたことを明らかにしていたし、全員がそのことを認識してくれている。マクラーレンは熱心だ」「それ以外にあまりオプションはないので、そこから何が出てくるか見てみるつもりだ」「スーパーフォーミュラのアドバンテージは、僕がホンダと非常に近いままなことだ」「彼らはあそこでいくつかのホンダチームを持っているし、その関係を維持して、それを基にできるのは良いことだ」ストフェル・バンドーンは、2013年にマクラーレンの育成ドライバープログラムに加入。ファクトリーでチームのためにテストと開発作業を実施していた。リザーブドライバーに昇格したことで、その仕事を継続し、十分に準備を整えておけば、レースドライバーにステップアップする可能性が広がるはずだ。「役割は、今僕がやっていることとあまり違いはない」とストフェル・バンドーンは付け加えた。「今シーズンはいくつかのレースに行ったし、2014年もそうだった」「チームのことは精通しているし、彼ら、特にレースチームと多くの時間を過ごしているので、彼らのことはとてもよく知っている」「ファンクトリーで多くの仕事をしているし、多くのシミュレーター作業、エンジニアとの仕事、多くのマーケティングの仕事がある」「そこにいられるのは良い準備だし、常に顔を出せるには良いことだ。どんなことが起こっても準備はできている」