ストフェル・バンドーンは、マクラーレンに在籍した2年間でチームは完全にフェルナンド・アロンソに集中していたとし、そのことが少なからず自信のパフォーマンスに影響したと語った。現在、フォーミュラEに参戦しつつ、メルセデスのF1シミュレータードライバーを務めるストフェル・バンドーンは、20177年と2018年の2年間マクラーレンのF1ドライバーを務めたが、ホンダとルノーのどちらのF1エンジンでもチームは成功を収めることができなかった。
2015年にGP2でチャンピオンを獲得し、スーパーフォーミュラでも目覚ましい活躍をみせたストフェル・バンドーンだが、奮闘を続けるマクラーレンで地に足をつけた戦いをすることはできなかった。「ずっと簡単ではなかった。実際、とても難しかったね」とストフェル・バンドーンは Ziggo Sport にコメント。「F1まで僕のモータースポーツでのキャリアはほぼ完璧だった。参戦したほぼ全てのシリーズでチャンピオンを獲得した」「マクラーレンのタイミングはベストではなかったかもしれない。クルマは数年間良くなかったからね。残念ながら、僕のキャリアでベストな年月と言えるものではなかった」マクラーレンがフェルナンド・アロンソに焦点を当てていたことが、自分のパフォーマンスに影響したかと質問されたストフエル・バンドーンは「そうだね。残念ながら、僕は99%意見することができなかった」と語った。昨年限りでF1キャリアに終止符を打ったフェルナンド・アロンソだが、新たにマクラーレンのアンバサダーに就任。今後、選りすぐられたテストで2019年マシン、さらには2020年マシンをテストすることが予定されている。