ストフェル・バンドーン 「2019年のF1シート獲得の可能性は0％」

ストフェル・バンドーンの来季については、インディカーに参戦するデイル・コイン・レーシングが2019年の契約について交渉していることを認めており、また、e-racing365 は、メルセデスが支援するHWAチームとの契約が締結目前だと報じている。ストフェル・バンドーンは、インディカーは来年の可能性として視野に入れているものの、まだ計画については最終決定を下していないとF1ロシアGPが開催されるソチで語った。「もちろん、将来のことに目を向けているし、それはノーマルなことだ。僕の頭のなかでは自分が何をしたいかはかなりはっきりとしていると思う」とストフェル・バンドーンはコメント。「将来のために多くのチームやシリーズと連絡を取っている。インディカーもそのひとつだ。現時点では何も決まっていないけどね」また、ストフェル・バンドーンはフォーミュラEの“いくつかのチーム”とも連絡を取っているとし、“参戦する可能性はある”と付け加えた。2019年のF1シートに関してはまだ確定していないシートが8席あるが、ストフェル・バンドーンは“制御不能なことが再び起こらない限り”はグリッドに残る可能性はないと考えていると述べた。「そのようなことが起こる可能性はほぼ0％だと思う」とストフェル・バンドーンはコメント。「僕のとってのプライオリティは、適切なレースプログラムを得ることだし、もちろん、F1界との繋がりを維持するために何らかの形でF1に関わっていることだ」「自分はまだ適切な良い環境で2度目のチャンスを得るに相応しいと感じている」ストフェル・バンドーンのF1シート獲得の可能性としてザウバーの名前が挙げられていたが、今週、ザウバーはキミ・ライコネンのチームメイトとしてアンドニオ・ジョビナッツィを起用し、サードドライバーにはマーカス・エリクソンが就任することが決定してことでその可能性は潰えた。現時点でストフェル・バンドーンが2019年もF1に留まる最高のチャンスはまだ2つのシートを発表していないトロロッソ・ホンダのように思われるが、その可能性はないだろうとバンドーンは語る。「もちろん、彼らとも連絡を取っている。彼らは彼らの状況についてとても正直に話してくれたし、自分がどのような立場にいるかがすぐにわかった」とストフェル・バンドーンはコメント。「彼らは僕を待たせ続けるようなことはしないし、選択肢ではないと認識している。僕にとってそれはかなり明白だった」