マクラーレン・ホンダは、F1アゼルバイジャンGPの予選前にストフェル・バンドーンのギアボックスを交換。さらに5グリッド降格ペナルティが科せられることになった。ホンダは、F1アゼルバイジャンGPに改良版のMGU-Hを投入。それに伴うターボチャージャーの交換もあり、マクラーレン・ホンダの両ドライバーはそれぞれ15グリッド降格を決定した状態で週末をスタート。
ストフェル・バンドーンは、土曜日のセッションにむけてMGU-Hとターボチャージャーを交換。それぞれ7基目の使用となり、さらに15グリッド降格ペナルティーが決定。さらに予選前にギアボックスを交換したことで5グリッド降格が加わり、合計で35グリッド降格となった。チームメイトのフェルナンド・アロンソは土曜日にむけて新品のエンジン、MGU-H、MGU-K、ターボチャージャーを投入。25グリッド降格が追加されて合計40グリッド降格が決定している。マクラーレン・ホンダは、これで両ドライバー合わせて今週末は合計で75グリッド降格。ただし、最後尾まで降格する以上のペナルティは科せられない。レーシングディレクターのエリック・ブーリエはピットレーンスタートの可能性を示唆しているが、予選は二人のドライバーで最後尾グリッドをかけて戦うことになる。関連:フェルナンド・アロンソ、追加のエンジン交換で40グリッド降格ペナルティ