ストフェル・バンドーンは、2017年にマクラーレン・ホンダでレースシートを獲得する可能性は“かなり大きい”とし、チームが早期に決断してくれることを願っていると述べた。今年、ストフェル・バンドーン(24歳)は、負傷したフェルナンド・アロンソに代わってF1バーレーンGPでレースデビューを果たし、1ポイントを獲得している。
マクラーレンのドライバー育成プログラムには2013年から参加しているストフェル・バンドーンは、昨年GP2チャンピオンとなり、今年は日本のスーパーフォーミュラに参戦中。開幕戦では表彰台に上がった。しかし、2017年にストフェル・バンドーンが正ドライバーに昇格するとなることは、ジェンソン・バトンかフェルナンド・アロンソのどちらかと交代することを意味する。つまり、マクラーレンは今後数カ月で難しい決断を迫られることになる。フェルナンド・アロンソは2017年までチームと契約中のため、それが破棄されない限りシートを譲るのはジェンソン・バトンということになるだろう。 「僕としては、遅いよりは早く決定してほしい。誰にとってもそれが一番いいはずだ」とストフェル・バンドーンは述べた。「現段階ではまだそれほど話をしていない。エリック(ブーリエ)やロン(デニス)とはレースやオフィスでかなりを話ている。来年の話をするのはごく普通のことだからね」 「僕は熱心にプッシュしているし、かなり大きなチャンスがあるのはわかっている。できれば来年のクルマに乗りたい。それが僕の確かな目標だ。一番のプライオリティーは、マクラーレンにいることだ」 ステフェル・バンドーンは。グリッド上の7人のドライバーより年上だが、18歳のマックス・フェルスタッペンの勝利を見て、ドライバーは限られた経験でも成功できると主張する。 「あまり経験がない若いドライバーでもあれだけのことができることが証明された」とストフェル・バンドーンはコメント。「僕もバーレーンでテストもなしにクルマに飛び乗ったけど、良いリザルトを残すことができた」 「若いドライバーが上位にいるのを見るのは嬉しいよ。ビッグチームに飛び込んで、勝利を争えるのは素晴らしいことだ。それによって僕のチャンスも増えるかもしれない」
全文を読む