フジテレビは9日(火)、都内で役員会議を開き、亀山千広社長(60)の退任を決定。後任にはBSフジ社長の宮内正喜(73)が就任する。亀山千広氏は、2013年6月にフジテレビの社長に就任。視聴率低迷からの脱却を図るべく、201年4月には「笑っていいとも!」、2015年4月には夕方の報道番組「FNNスーパーニュース」を終了させるなど大鉈を振るったが、視聴率低下に歯止めはかからかった。
新社長となる宮内正喜氏は1967年にフジテレビ入社。制作局長、常務、専務などを経て、2015年7月にBSフジ社長、昨年6月にフジテレビ・メディア・ホールディングスとフジテレビの取締役に就任していた。フジテレビは、鈴鹿サーキットで初めてのF1日本GPが開催された1987年から31年にわたってF1全戦を放送している。だが、2012年には25年放送してきた地上波でのF1放送を終了し、BSフジでの無料放送へ移行。さらに2016年にはBSフジでの放送も終了し、現在はCS放送「フジテレビNEXTライブ・プレミアム」のみの放送となっている。
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